株式会社shoichi

「ポジティブなコストカット」

2012年10月24日 11:15 AM

「ポジティブなコストカット」

始まりはコストカットのセミナーでした。コストカットの先生みたいな人に「経費金額が大きいところからコストカットしましょう!」と言われた。
ウチで大きい経費と言えば、1に仕入れ、2に人件費。1は毎日探し回っているので、2をやろうということになった。
人件費をカットする方法は2つあって、A,単純に給料を下げることと、B,売上を上げること(人件費率が下がる。)
Aはネガティブなんで、ポジティブなBにチャレンジしようと思った。
会議の方法を変えてみたり、とある事業部で仕事を丸々やらなくしてみたりして時間を作り、その分営業や企画して売上上げてくれという主旨で取り組んでいる。

で、人に言うばかりでなく、山本自身の人件費も下げなアカンのちゃうかと思った。
私の一日は9時に起きてすぐメールに取り掛かり、平均23時に仕事が終わる。これだけ見ると仕事時間の増加キャパはあと1~2時間ぐらいしか無い。であれば能率を上げるしか無いだろう。
まずは自分の時間を再チェックしてみた。
チェックの方法だけど、今回はABC分析してみようと思った。
A=組織に超貢献している仕事時間。売上や利益に強くつながる、山本しかできない仕事。
B=組織に貢献している仕事時間。売上や利益に強くつながらないがやらなければ会社が回らない仕事。
C=組織に貢献していない時間。
時間効率のような重要事項であればあるほど見直すことはとても重要であると思う。

Aは5割、Bは3割、そして意外とCは多く、2割ぐらいあった。
Cが一番良くないねということで、内訳を出してみた。
C-1,眠くて効率低下
C-2,満腹で眠くなり効率低下
C-3,嫌な仕事に時間がかかっている

C-1とC-2は2つの発生パターンがある。
C-1「眠いパターン」は、完全な生理現象。これは、もっと体調管理する、仮眠を取りその分深夜まで働く、という対策しかなく、私であれば深夜までやればいいことになる。

C-2「満腹眠いパターン」
食わなきゃいいだけなんだが、それはそれで難しい。
脳天気そうな私でもたまにはストレスを感じる。ストレスを感じたら、食べてしまうのである。

まず、仕事でストレス度の高い問題が発生する。(自分で解決する仕事とか。)

ストレス解消に飯を食う。(山本はストレス感じた時に食います。)

一日4食とか5食とか食って、眠くなる。

時間が経って問題が解決したり、問題の痛みに慣れるとスペックが戻る。

上記を改善するには、ストレスを食べる以外の方法で解消してしまえばいい。
しかし、私の乏しい頭が考えついたのは、飲みに行く、パチンコに行く、ジムに行く、別の仕事をやる(アパレルだけど全く違う飲食の仕事をやるとか。)、ぐらいである。
仕事のストレスを解消するためには、そのジャンルの仕事に触れずに楽しいことをする、ということになる。
心理的にいうと、一度逃げたいのだと思う。逃げて、自分の体制が整ったら、ストレスに立ち向かう。そういう状態だと思う。

仕事と関係ないが、仕事に貢献することで、時間を経過させることが一番良いのだろう。
だからそういう意味では、自分を奮い立たせるような経営者の友人と話に行ったり、運動したり、いっそ寝てしまうのがいいと思った。
モチベーションを補給するか、モチベーションが戻るまで効率の悪い仕事をしない方がイイ。なんせ仕事時間は無限に設定できるのだから。

C-3。嫌な仕事に時間がかかっている
会社の規模が上がって人数が増えると、いわゆる社長業のようなものが占める割合が大きくなってきた。
具体的に言うと、お金の心配とか、労務関係の調整とか、まあそういう気難しそうな仕事。
山本にとって楽しい仕事は、売上UP、事業拡大、顧客満足とかそういう仕事だったんですが、気づけば気難しい仕事時間が増えて、楽しい仕事をやる時間が減っていたわけです。
ざんねんm(_ _)m

どうして、上記に気づいたかというと、明らかにある特定のジャンルのメールを開けるのを避けている自分に気づいたわけです。
お金の心配とか、労務関係の調整とか、そういうメールは開けられずに半日ぐらい放置してしまっていたわけですね。
そんなメールフォルダを見て、「逃げてる俺、超ダセェ!」と感じたわけです。

で自分がどんだけイケてないかを確認するために、メールを開けないデメリットを書きだしてみました。
・仕事が遅れる。
・未処理案件が残っていると、他のことを考える心理的障害になる。
・仕事を後回しにしている自分が、プライド的に許せない。
経営者なんて考えてなんぼの商売だと思っていて、一回一回は小さなコストですが、一生で見ると超大きな損害になるなと感じたのです。

で、身近なものから整理しようと、やりたくない仕事を実際どうやって処理しているかフローチャートで書きだしてみました。

【START!!】
やりたくない仕事が発生した!!ヽ(`Д´)ノウワー



■OPTION・1 山本がやらないで処理する。((;゚Д゚)オレシラナイ

1-1・他人に振る
メリット→最も楽
デメリット→自分の能力を上げる機会を失う、他人からそういう人間だという評価を受ける、人の上に立ちにくくなる

1-2・やらない
メリット→最も楽
デメリット→自分の能力を上げる機会を失う、他人からそういう人間だという評価を受ける、人の上に立ちにくくなる、組織全体の成果が落ちる

1-3・別なことで頑張って成果を出す
メリット→成果が同量であれば、代替していると言えなくもない。
デメリット→別なことをやって失敗した時、超ダサイ。

1-4・ためる。ためまくってみる。
メリット→なし。もしかしたらヤル気になるかも。
デメリット→モラルなし。ビジネスマンとして最低。ゴミ。

■OPTION・2
イヤイヤやる\(゜ロ\)ヤリタクネ-ケドヤル

2-1・とりあえず、やりながら考えてみる。
メリット→仕事は処理される。
デメリット→心理的負担が大きい。疲れる。

2-2・やらなかったときのデメリットを考える
メリット→仕事は処理される。
デメリット→イヤイヤやると心理的負担が大きい。疲れる。

■OPTION・3
前向きにやる!!+(0゚・∀・)ピンチダイスキワクテカ

3-1・成果がでたときのことを考えて、ヤル気を出してやる。
メリット→ワクワク。モチベーション高くできる。
デメリット→特になし。

3-2・問題解決の成果を売上に換算して、ヤル気を出してやる。
メリット→ワクワク。モチベーション高くできる。
デメリット→特になし。

3-3・気分を変える行動を取ってみる。
メリット→ワクワク。モチベーション高くできる。
デメリット→気分転換コストが掛かる。

3-4・快楽を与えながらやってみる。コーラを飲んで、シュワっとした勢いで嫌いなメールを片付けてみる。
メリット→ワクワク。モチベーション高くできる。
デメリット→麻薬だから刺激に慣れたらおわり。

以上である。
仕事している限りは問題がなくならない。だからといって自分のストレスの器も、そう簡単に大きくなるわけではない。
だったらストレスとうまく付き合い、早く消化する方法を生活に導入すべきだと考えた。

上記の成果を得るために、実際の行動に落とし込んだのは下記。

1,「C-1」眠い時に寝る。
→これが意外と出来ない。ビビらずに寝る。

2,「C-2」モチベーション高い友人を作る
→でも酒を飲むと仕事のモチベーション下がるから、アルコール飲まなくても許してくれる、モチベーション高い友人。

3,「C-3-1」「C-3-2」労働時間を増やす。オンを活かすためのオフだという認識を強く持つ。
→仕事好きなんで、これはラク。

4,「C-3-3」やりたくない仕事があったら、やりたい仕事をキッチリやった後に、やりたくなるまで違うことをする。
→9割のやりたい仕事はほっといても終わる。1割のやりたくない仕事をどう終わらせるかを考えるべきだ。

そして、一番重要なのは、書いたことをちゃんと実行し習慣とすること。
というのを考えた朝でした。ちゃんちゃんこ。

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【著者紹介】 山本昌一山本昌一
株式会社shoichi代表取締役
所属団体:KanFa関西ファッション連合/日本繊維機械学会/JAFIC 一般社団法人日本アパレル・ファッション産業協会

大学在籍中からヤフーオークションでブランド商品・アパレル等の販売などを行い オークションで仕事をする自営業の道を選ぶ。 その後在庫処分ビジネスをスタートし、20年間在庫処分の業界に身を置く。 累計4000社のあらゆる在庫処分を手掛ける。

山本昌一プロフィール>>

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