アパレル在庫処分のshoichi、リサイクルウール技術で世界的テキスタイル展「Milano Unica」に初出展
2024年7月30日 10:30 AM
日本の伝統技術「反毛」を活用したサステナブルな取り組みを国際舞台で発信
法人向けアパレル在庫処分サービスを展開するshoichi(東京/大阪)は、2024年7月9日から11日にかけてイタリア・ミラノで開催された第39回Milano Unicaに初出展しました。
当社は昨年から本格化したリサイクルウール事業( 詳細: https://shoichi.co.jp/recycledwool/ )の成果を世界に向けて発信しました。
日本の伝統技術「反毛」を活用し、廃棄予定のウール製品を糸の状態に戻して再生する独自のプロセスを紹介させていただきました。
サステナビリティへの関心が高まる国際市場において、shoichiの取り組みは大きな注目を集め、3日間で60社との名刺交換を実現。今後のグローバル展開に向けた足がかりを築きました。
shoichiの出展内容
shoichiは、リサイクルウールやリサイクルフェルトなどの生地を中心に展示しました。
特に、クライアントから預かった製品や生地をリサイクルする過程を映像で強調し、来場者の関心を引きました。
会場にはモニター2台とパネルを設置し、リサイクル生地の特徴や製造プロセスを効果的にアピールしました。
■来場者の反応
初出展にもかかわらず、3日間で60社と名刺交換を行うなど、多くの来場者がshoichiのブースを訪れました。
特に、リサイクルやサステナビリティに興味を示す来場者が多く、日本の伝統技術を活用した環境配慮型の取り組みが高く評価されました。
■Milano Unicaの盛況
今回のMilano Unicaは、前年比19%増の5,541社が来場し、盛況を博しました。
特に海外企業からの来場が36%増加し、国際的な注目度の高さがうかがえます。
■今後の展望と課題
グローバル市場での事業拡大に向け、shoichiは以下の課題に取り組む方針です。
・エージェントや協業企業の開拓
・国際的な物流体制の構築
・次回以降の展示会戦略の検討
shoichiは、今回のMilano Unica出展を通じて得られた国際的な反響と課題を踏まえ、リサイクルウール事業のさらなる発展と、グローバル市場での認知度向上に取り組んでまいります。
【著者紹介】 山本昌一
株式会社shoichi代表取締役
所属団体:KanFa関西ファッション連合/日本繊維機械学会/JAFIC 一般社団法人日本アパレル・ファッション産業協会
大学在籍中からヤフーオークションでブランド商品・アパレル等の販売などを行い オークションで仕事をする自営業の道を選ぶ。 その後在庫処分ビジネスをスタートし、20年間在庫処分の業界に身を置く。 累計4000社のあらゆる在庫処分を手掛ける。
山本昌一プロフィール>>