株式会社shoichi

納期遅れしたOEMメーカーからの依頼 ニット【3500点】

2019年7月01日 5:47 PM

今回はOEMメーカーからの在庫処分依頼のご紹介です。
小売チェーンから商品を依頼されて作っていたニットでした。
8月中旬納期でしたが、工場での生産が遅れて10月初旬に納品手配となりました。
納期が遅れてしまったので、小売店からはオーダーキャンセル。
商品価格のディスカウントに加えて委託販売での取引になってしまいました。

アパレルの場合、通常の取引は『買取』となります。
簡単に言ってしまえば「発注分はすべて買い取りします」という取引です。
対して『委託』は、一旦は小売に買取してもらえますが、返品や値引きを受け付ける条件付きの取引です。
いろいろな事情はありますが、『買取』のつもりで作った商品が『委託』になってしまうのは会社のキャッシュフローにも影響を与えます。
予定されていた入金が無くなり、在庫を抱えるリスクも生まれます。

お取引内容

気候も暖かくニットが全く売れず、店頭卸分で取引終了となってしまい、残りはOEMメーカーが在庫として持つことになりました。
ブランド名が入っている商品でしたので、下手に問屋には流せません。
ニット自体は流行りの形だったので、早く処分すれば高値でさばける可能性があります。
制作費はかかっているため、在庫として置いておくよりも現金化したほうが良いとの判断で在庫処分に踏み切ったそうです。

ブランド名を出さない在庫処分

ブランド名を出したくないとのご希望でしたので、ブランドネームとタグを変更させていただきました。

ネーム・タグの付替えを行う場合、外したネームとタグは全数量を依頼主に返送しております。

きちんと処理をしていることを目に見える形でご案内しています。
お客様に信頼していただくことを一番に考えて運営しておりますので、ご安心ください。

査定金額

査定については、商品単価420円で3500点の在庫一括買取を行いました。
ネーム替えの処理費用をいただくため、MAX金額ではありませんが、お客様には満足いただけるお取引となりました。


【著者紹介】 山本昌一山本昌一
株式会社shoichi代表取締役
所属団体:KanFa関西ファッション連合/日本繊維機械学会/JAFIC 一般社団法人日本アパレル・ファッション産業協会

大学在籍中からヤフーオークションでブランド商品・アパレル等の販売などを行い オークションで仕事をする自営業の道を選ぶ。 その後在庫処分ビジネスをスタートし、20年間在庫処分の業界に身を置く。 累計4000社のあらゆる在庫処分を手掛ける。

山本昌一プロフィール>>

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