株式会社shoichi

「余剰在庫を〝未来〟につなげる」ファッション販売23年5月号

2023年4月05日 1:37 PM


余剰在庫を〝未来〟につなげる

アパレル業界の余剰在庫問題が注目され、ショーイチは在庫処分事業を展開。20年間で2000社以上と取引し、年間1500万点のアイテムを扱う。

ショーイチでは、在庫処分に関するヒアリングを行い、買取価格を決定する。
自社ECサイトや小売店、海外輸出、景品・ノベルティ等の販路を提案。
強みは販路遵守、取引迅速、高値買取で、在庫ストーリーを把握し、ブランド価値を守ること。
販売チャネルには自社ECサイト、オフプライスストア「カラーズ」、卸売があり、企業の要望に応じて取り扱いを行う。
カラーズは郊外のショッピングセンターやモールで展開し、ブランド毀損を起こさないように配慮している。
販売に責任を持つ取り組みが、企業からの信頼を勝ち得ている理由の一つなのだろう。

新たな取り組み24時間営業の無人古着店

23年1月に新たな試み、24時間営業の無人古着店「フルギヤサン・バイ・カラーズ」を開始。
無人販売で人件費がかからず、価格を抑えることができる。
「弊社のコンセプトである〝お客様の求めるものを安く提供する〟をかなえる意味でも、人件費がかからず価格を抑えることができる無人販売のスタイルが合っていると思っています。
 商品はエリアの特徴に合わせて、近隣にお住まいの主婦層に好まれるアイテムをピックアップしています。
まだ始めたばかりなので、いろいろなアイテムを展開してみて、売れるものを順次補充している状況です」
地域密着型店舗を展開し、今後チェーン化やフランチャイズ化を目指す。

同社では、この他にも「TASUKEAI 0 PROJECT」というASEAN諸国を中心としたボランティアプロジェクトを立ち上げ、余剰在庫の廃棄ゼロを目指す取り組みを始めた。
余剰在庫の廃棄ゼロを目指し、売上の一部をASEAN諸国でのさまざまなプロジェクトに寄付している。
「社会の変化から、各企業では増加した商品をできるだけ売り切る努力をする一方で、避けては通れない余剰在庫を正しく処分せざるを得ない状況になっています。これからも廃棄をなくすため、『処分』を『次の一歩』に変えるために尽力していきたいと思います」

ファッション販売23年5月号より抜粋


【著者紹介】 山本昌一山本昌一
株式会社shoichi代表取締役
所属団体:KanFa関西ファッション連合/日本繊維機械学会/JAFIC 一般社団法人日本アパレル・ファッション産業協会

大学在籍中からヤフーオークションでブランド商品・アパレル等の販売などを行い オークションで仕事をする自営業の道を選ぶ。 その後在庫処分ビジネスをスタートし、20年間在庫処分の業界に身を置く。 累計4000社のあらゆる在庫処分を手掛ける。

山本昌一プロフィール>>

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