《大量仕入と供給過多による滞留在庫を処分》webカメラ買取事例【30台】
2022年4月03日 8:53 PM
テレワーク/リモートワークの急激な増加による需要増加
コロナウイルス感染症の影響で、
2020年より大企業を中心にテレワーク/リモートワークが
急速に拡大したことはご存知の事と思います。
参考:総務省「民間企業におけるテレワークの実施状況」
https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r03/html/nd123410.html
緊急事態宣言と3密回避による政府の要請もあり、
テレワーク関連商品(ノートパソコン・webカメラ・ヘッドセットマイクなど)の
需要も急激に増加しました。
しかしながら、全てのパソコンにwebカメラやマイクが付いている訳では無く、
加えて日本ではテレワーク/リモートワークの普及が低かった事から、
急激な需要に耐え切れず、メーカー・量販店・ウェブショップでも関連商品は品薄に。
次々とテレワーク導入や備品購入を決める事業者も増え、
一時は商品不足が続いていましたが、
メーカー側の努力で生産増産体制が追い付き一転、供給過多になりました。
テレワーク関連商品は現在でも需要のあるものですが、
マスクと同様に一時の混乱に比べれば落ち着いた需要となり、
一部では余って在庫処分セールを掛けても売り余る状況にもなってきています。
コロナ禍に関わらず、急激な需要増加の後には
生産増産体制が追い付き一気に供給過多になることも度々あります。
そして、商品は次々とリニューアルしていくものですし、流行り廃りもあるものです。
抱え続けた在庫が仕入時の想定の値段で売れ続けるとは限りませんし、
保管するためのコストも在庫である限り掛かり続けます。
需要供給のバランスを見て手持ちの商品を調整し、
それでも抱えてしまった在庫は処分をするなど、
定期的に見直すサイクルを設ける事をおすすめします。
弊社では過剰在庫となってしまった商品の
新しい道を一緒に探すお手伝いをしております。
在庫にお困りの担当者や販売者のみなさま、お気軽にご相談ください。
ネット小売業の買取事例
今回買取させていただいたのは、ネットショップで過剰在庫になっていたWebカメラでした。
ご依頼主様のおかれた状況
お問い合わせいただいたのは2022年1月。
ご依頼主様の本業は自動車販売ですが、売れそうな商材は販売する会社とのこと。
コロナが流行り始めた2020年夏頃にWebカメラを大量に仕入れ、自社ネットショップで販売。
2020年~2021年は需要が多く順調に売れていたそうですが、
2022年に入ってWebカメラの売れ行きが低下。
過剰な仕入れと供給過多により、滞留在庫になってしまいました。
ご依頼主様は「需要が一巡化したためでしょうね」との見解でした。
買取内容
商品 | Webカメラ |
上代 | 4,000円 |
買取価格 | 単価 1,000円(定価の25%) |
商品点数 | 30台 |
現金お渡しまでの期間 | 1ヶ月以内 |
現金お渡しまでの期間
先方が販売中の現行商品だったので、品番で市場価格の確認。
商品の保管状態を確認するため、倉庫の状況を画像で送っていただき、
このタイミングでお見積りを発行いたしました。
その後商品を送ってもらい、弊社で検品。
現物に問題が無かったので振込をしてお取引完了。
受注・販売停止されるまでの期間、買取を待ちましたので、
1ヶ月以内と少し時間がかかってのお取引となりました。
ウェブサイトのお問い合わせからご依頼いただき、
オンラインでお取引完了いたしました。
通常、再販先が見つかった状態で買取させていただきます。
再販先が見つかりやすい商品の場合、ご相談開始から現金お渡しまでの期間は10日間です。
即金を基本としておりますので、商品を受け取り後5日以内にお渡しさせていただいております。
販路と販売方法
再販規制は特になしとのことでしたので、
ネット販売を行っている事業者に再販いたしました。
在庫処分後の企業様からの反響
滞留在庫が一括処分できてありがたかったとの声をいただきました。
再販先でも、現行商品で価格が落ちていなかったため、大変喜ばれました。
SDGsの取り組み
在庫品の処分で悩んでいるお客様はとても多いと思います。
在庫をお金をかけて廃棄処分するのではなく、新しい売主様との出会いをお手伝いさせていただけませんか?
在庫を廃棄処分すると経費がかかるだけでなく、CO2を排出し、環境へ影響を与えます。
弊社ではゴミを減らすためにできる5つの行動を意味する言葉・5Rを推進しています
5Rとは | |
Reduce(リデュース) | ゴミそのものを減らすように努力する |
Reuse(リユース) | まだ使える物は繰り返し使用して、簡単にゴミにしない |
Recycle(リサイクル) | 繰り返し使用してゴミにしない |
Repair(リペア) | 壊れてしまった商品は捨てず、できる限り直して使い続ける |
Refuse(リフューズ) | 不要なものは手に入れない |
弊社では「5Re」としてSDGsに取り組んいます。
在庫処分の仕方ひとつで、企業イメージを大きく変える時代になりました。就活生が就職先を探す際にも、SDGsに取り組んでいる会社かどうかで判断するようになってきています。一度在庫のあり方を見つめ直しませんか?
服はもちろんオフィス家具・カバン・雑貨類の買取もしております。限りある資源を大事にするためにも再利用・再販について是非お気軽にご相談くださいませ。
【著者紹介】 山本昌一
株式会社shoichi代表取締役
所属団体:KanFa関西ファッション連合/日本繊維機械学会/JAFIC 一般社団法人日本アパレル・ファッション産業協会
大学在籍中からヤフーオークションでブランド商品・アパレル等の販売などを行い オークションで仕事をする自営業の道を選ぶ。 その後在庫処分ビジネスをスタートし、20年間在庫処分の業界に身を置く。 累計4000社のあらゆる在庫処分を手掛ける。
山本昌一プロフィール>>