株式会社shoichi

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在宅でのお仕事!!アパレル商品の販売説明会

アパレル商品の販売説明会

最終更新日 2020/2/10

詳細情報

在宅で、アパレルブランドの在庫商品を仕入れて販売してみませんか?

○在宅でのお仕事なので、お子さまが居ても大丈夫!
○空いた時間を有効活用して、おこづかいを稼いでみませんか?

■今、多くのメディアにも出演の大注目の副業です。

セミナー開催後、個別相談会も行っております!
当日の内容でわかりづらかった点や、個人でのご質問など是非お気軽にご相談下さいませ!

イベント概要

■開催日時 2020/7/8   11時~13時

場所 大阪本社

〒541-0054

大阪府 大阪市中央区 南本町2丁目6番5号ファースト船場 301

料金 無料
持ち物 筆記用具
参加資格 こちらのお仕事に興味がある方

応募はこちらから>>

※その他を選択してください。

GoogleMa

 

便利ツールのご紹介

セミナー内でもご紹介させていただきますツールとなります。
https://auc1.net/

特に販売をする場合に商品の相場を調べるのはとても重要になります。
あまりに高いと売れずに時間の無駄になってしまいますし、安すぎてももっと利益を出せたものを失うわけです。
下記の無料ツールを自社開発しましたので、是非一度お試しください。
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ミセスアパレルの在庫処分


ミセスアパレルは『おばさん・中年女性向けの服』というイメージがありますが、実は20代から50代までの年齢層の婦人服を指します。
パターンについては年齢層が幅広いため、どうしても身幅が広めのデザインになりますが、決して『おばさん』ぽい服ではありません。
素材、着心地、カッティング、装飾などにこだわっている傾向があります。
言い換えると、洗練された上質な服が多いのです。

反対にヤングレディースは、若年層女性向けの商品であり、パターン・デザイン・価格帯は若い女性が好むものに絞られます。
また、芸能人を広告塔にして流行させるプロモーションから、旬が短い、悪く言えば短期間で飽きられてしまう服が多くなります。

ミセスアパレルは幅広い年齢層に愛され、普遍的な価値を持っている服が多いため、長期間で販売が可能です。
shoichiでも一番多く取引されるラインです。
アパレル在庫処分はshoichiが最も得意とする分野です。
今回はその中でもミセスアパレルの在庫処分事例をご紹介します。

カタログ販売商品

百貨店系列のカタログに委託販売していた商品です。
販売不振で在庫になったものの整理で処分を検討したいとご相談を受けました。
カタログ商品ですので、全商品のリストが揃っていました。
リストと画像をメールしていただき見積しました。

商品点数:500点
平均買取金額:一点あたり400円

百貨店向け商品

百貨店に卸していましたが、委託で消化率が悪く、事業撤退をすることになりました。
そのため、保有している在庫品の処分で連絡をいただきました。
こちらのメーカーはメールが不得意で連絡も電話で行っていました。
商品リスト・画像を用意するのが難しいとのお話でしたので、サンプルとして1ケース送っていただき見積しました。

商品点数:2000点
買取価格:一点あたり450円

事務所移転にともなう在庫処分

事務所移転にともない在庫品を保管するスペースが無くなるため、処分依頼をいただきました。
A品・B品・サンプル品が混載している状態で、数量把握もしていないというお話でした。
移転のため時間が限られていたため、処分対象の在庫品を一括で商品発送していただきました。
現物到着後A品・B品・サンプルに仕分けして見積りと数量報告を行いました。

商品点数:3000点
平均買取価格:A品一点あたり350円、B品一点あたり150円、サンプル一点あたり200円

催事後の処分事例

某有名メーカーでは、展示会サンプルや検品時にB品としてはじかれた商品をファミリーセールで販売しています。
展示会は毎年定期的に行います。
このサンプルは通常のルートでは販売はできないため、一定数は必ず在庫として抱えています。
また、検品時のB品はどうしても発生してしまうもの…。
この通常販売できない在庫品を定期的にファミリーセールとして格安で販売していました。

このファミリーセール後に売れ残った商品を、商品ごとに棚に戻す作業があります。
この法人の税務上、棚に戻す際は商品ごとにカウントをしなければなりません。

毎回のファミリーセールで2800点程度を催事に投入し、1500点程度の売れ残りがあります。
この売れ残った商品を棚に戻す作業を2人体制で行っていました。
2日間は作業時間に取られるため、かなりの手間を取られることになります。
定期的に展示会サンプルとB品は出てくるため、棚に戻しても次回のファミリーセールで販売できるかどうか…という商品です。
つまり、利益を生まない商品の棚戻しのために人件費がかかっている状態でした。

お取引内容

催事が終わったタイミングで、売れ残った商品の見積もり依頼をいただきました。
メーカーによると、催事で利益が出た額と在庫処分で発生する赤字額が同じくらいだったそうです。
そのため、2人体制で2日間の棚戻しの作業をさせるよりも、そのまま在庫処分をしてしまおうという話になりました。

ファミリーセールなどの催事後の売れ残り商品は、何度も売れ残り、何度も催事に出ていた商品です。
それだけ売れ残るということは、在庫商品の中でも手強い商品となります。
ですがそういった商品も、メーカーやブランドのイメージ・売れ筋から外れていると言うだけで、そういった固定のイメージから離れると売れる商品に変わります。
アパレル商品は流行にも左右される商品ですので、早めに在庫処分されたほうが高値での買取が可能になります。

査定金額

商品単価190円で1438点を一括買い取りさせていただきました。

納期遅れしたOEMメーカーからの依頼

今回はOEMメーカーからの在庫処分依頼のご紹介です。
小売チェーンから商品を依頼されて作っていたニットでした。
8月中旬納期でしたが、工場での生産が遅れて10月初旬に納品手配となりました。
納期が遅れてしまったので、小売店からはオーダーキャンセル。
商品価格のディスカウントに加えて委託販売での取引になってしまいました。

アパレルの場合、通常の取引は『買取』となります。
簡単に言ってしまえば「発注分はすべて買い取りします」という取引です。
対して『委託』は、一旦は小売に買取してもらえますが、返品や値引きを受け付ける条件付きの取引です。
いろいろな事情はありますが、『買取』のつもりで作った商品が『委託』になってしまうのは会社のキャッシュフローにも影響を与えます。
予定されていた入金が無くなり、在庫を抱えるリスクも生まれます。

お取引内容

気候も暖かくニットが全く売れず、店頭卸分で取引終了となってしまい、残りはOEMメーカーが在庫として持つことになりました。
ブランド名が入っている商品でしたので、下手に問屋には流せません。
ニット自体は流行りの形だったので、早く処分すれば高値でさばける可能性があります。
制作費はかかっているため、在庫として置いておくよりも現金化したほうが良いとの判断で在庫処分に踏み切ったそうです。

ブランド名を出さない在庫処分

ブランド名を出したくないとのご希望でしたので、ブランドネームとタグを変更させていただきました。

ネーム・タグの付替えを行う場合、外したネームとタグは全数量を依頼主に返送しております。

きちんと処理をしていることを目に見える形でご案内しています。
お客様に信頼していただくことを一番に考えて運営しておりますので、ご安心ください。

査定金額

査定については、商品単価420円で3500点の在庫一括買取を行いました。
ネーム替えの処理費用をいただくため、MAX金額ではありませんが、お客様には満足いただけるお取引となりました。

OEMメーカーの在庫処分事例~1コインTシャツ

OEMメーカーからの在庫処分事例をご紹介します。
今回は、商品の納品前に取引先が倒産してしまったケースです。

商品納品前に取引先が倒産

某ネットショップからの依頼で、1コイン販売用のTシャツを大量発注されました。
35000点の生産依頼を受け、1コイン(販売価格500円)の商品です。
販売価格が低いため、仕入れ単価を抑えることが必要です。
取引先との打ち合わせで、生産価格の安い海外生産で受注していました。
バングラデシュの工場でTシャツを生産後、日本に向けて出荷しました。
ですが、出荷後にネットショップの閉鎖の連絡が入りました。

OEMの仕組み

基本的にOEM生産では、納品していなければ発注元に支払い義務が発生しない仕組みです。
尚且、出荷後は生産工場への返品もできません。
出荷前ならキャンセルで商品の受け取りの拒否が可能ですが、今回は出荷後のキャンセルになってしまうので、商品をOEMメーカーで受け取るしかありません。
この場合は、OEMメーカーが海外工場へ商品の生産代金を支払うことになります。

物流倉庫が無い⁉

また、今回ご依頼いただいたOEMメーカーでは、物流倉庫を持っていなかったため、商品の保管先がありません。
海外工場に生産を発注した場合は、商品が日本に届くまでに日本国内の納品先を決めて、商品の受け取りをしなければいけません。

ですが、OEMメーカーでは客先渡しの契約が多く、商品を一時預かりする物流倉庫を保有していないことがほとんどです。
物流倉庫を契約するとかなりのコストがかかるためです。
こういった場合、商品の行き場が無いので、早く納品先を確保しなければいけません。

新たに販売先を確保できればいいのですが、OEMメーカーは基本的に受注生産なので、販売先が倒産したからと言って、別の販売先をすぐに見つけることは困難です。
商品の納品先の確保と在庫処分の依頼をいただきました。

今回の取引内容

パッキングリストがあり、商品のサイズバランス・カラーバランスが良いことが確認できました。
そのため、シンプルなTシャツでしたが、予想よりも高価買取が可能でした。
見積ですぐにOKを頂けたので、弊社倉庫へ商品を納入していただきました。

商品:Tシャツ
数量:35000点
単価:180円

商品リストがあれば、見積の回答も早くなります。
お急ぎの場合は、その旨をお申し付けください。

京都新聞でshoichiが紹介されました

京都新聞11/17紙面でshoichiが紹介されました。

アパレル売れ残り焼かずに生かす 「服ロス」削減の工夫

英国バーバリーが昨年2860万ポンド(約42億円)のアパレル商品や香水などの在庫品を焼却処分したニュースはまだ記憶に新しいです。
ブランド毀損を恐れて、アパレル業界では在庫品を焼却処分するケースがあります。
バーバリーからは今後焼却処分をしないとの表明がありましたが、この報道以降アパレル余剰在庫問題を取り上げるメディアが相次ぎました。

shoichiは在庫処分業として在庫品を廃棄しない方法で処分を行っていることから、今回の取材を受けることになりました。
弊社では年間600万着のアパレル在庫品の取引があります。
在庫品を買い取り、タグを切るなどして自社店舗での販売や他店舗に卸す業務を行っています。
昨年からは、海外に向けて在庫品販売も行っており、売上の一部をアジアの子供の支援団体に寄付しています。

世界的に見て、衣服の生産量は増えています。
日本国内でも、アパレル市場規模は減少傾向ですが、年間でのアパレルの供給量はバブル期のほぼ倍にあたる40億着です。
今後もアパレル在庫は増えていくと見られます。
アパレル廃棄のゼロを目指して、今後も努力していきたいと思います。

The Daily NNA マレーシア版にshoichiが紹介されました

The Daily NNA マレーシア版の11/26紙面でShoichiが紹介されました。
11/23にマレーシアのスランゴール州で、12/1にはクアラルンプールでアパレルショップ『Colors-カラーズ』を開業しました。
ジェイノベーション様(大阪市)、アプロ・ネクスト様(マレーシア)との協業です。
いずれも3ヶ月間のポップアップショップ(期間限定店)ですが、この店舗で現地の当たりを探るのが狙いです。
手応え次第では常設店への移行も視野に入れています。

取扱商品

1~2年前に日本で販売されたアパレル商品で、レディースのワンピース、トップス、スカート、カーディガンなどの軽いアウターを取り揃えています。
10代~20代向けの商品が中心です。
第一弾として2万着を出荷しており、最初の2ヶ月で1万着を売り切る計画です。
すでにカンボジアで2店舗を運営しており、それに加えタイ、ベトナムにもアパレル商品を卸しています。
マレーシアを『倉庫』として活用し、東南アジアの各地に商品を送る予定です。

日本独自の『ふんわり系』

最初の1~2ヶ月で当たりを探る計画ですが、shoichiでの主な取扱商品は柔らかい色合いとデザインが特徴の『ふんわり系』と華美な『ギャル系』です。
マレーシアでは欧米発のファストファッションが中心に売れているため、日本独特の『ふんわり系』の商品には商機があると見ています。
商品の売れ行きを見ながら送り込む商品を選定していく予定です。
カンボジアでは公共交通機関の発達が遅れているため、トゥクトゥクやバイクに乗る女性が多く、スカートは売れ残ってしまいます。
ですが、公共交通機関が発達し始めたマレーシアでは、スカートも売れると見込んで、豊富に揃えています。

マネキンを活用してコーディネート紹介

東南アジア地域でイベント事業などを展開するジェイノベーション様が現地でのコーディネートを担い、マレーシア飲食店を展開するアプロ・ネクスト様が運営を担当しています。
日本アパレルになじみの無い現地の消費者にマネキンを活用して着方を紹介していきます。
日本では店舗平均18体のマネキンを活用しますが、マレーシアのアパレルショップでは8体程度にとどまります。
日本ではマネキンに使用した商品から売れていくので、同様の戦略を持ち込んでいます。

在庫処分サービスの海外展開

shoichiの売上高ベースは日本国内が95%を占め、残り5%が海外です。
国外に目を向ける同業者が少ないことから、この海外展開を新しい取り組みと捉え、今後の伸びに期待しています。
Colorsは開業から1日平均100着以上を売り上げています。
来年は首都圏を中心に、商業施設5~10箇所でポップアップショップを展開し次の出店先を探していきます。

マレーシア店舗紹介

三井アウトレットパーク クアラルンプール国際空港セパン(MOP KLIAセパン)
クアラルンプール国際空港(KLIA)敷地内
期間:11/23~3ヶ月間

SOGOクアラルンプール
クアラルンプールのショッピングモール内
期間:12/1~3ヶ月間

9月13日放送 クローズアップ現代【内容】

9月13日(木)PM10:00~ 放送のクローズアップ現代で株式会社shoichiが取材されました。
放送内容をご紹介します。

『新品の服をたたき売り!? 売れ残り14億点の行方』

語り 新品のブランド品なのに定価の9割引き?なんでそんなに安いのか。そこにはある秘密が。
「在庫過多」「余っちゃいました」そう、いずれもアパレルショップやメーカーの売れ残り。在庫処分業者が原価を下回る格安価格で引き取り、ネットで再販売しているのです。

語り ある在庫処分を専門に扱う業者(株式会社shoichi)です。

山本 めちゃめちゃ(在庫を)うちに売ってもらってます。大手(メーカー)さんも多いですね。

語り ズラリと並んだ商品はいずれも売れ残り。全国500のメーカーやショップから年間500万点届きます。10年前と比べ2.5倍に増えました。

山本 これはメンズですね。

取材班 結構高いですね、7万5000円ですね。めっちゃ高いですね。

語り 集まったブランド品を格安で再販売する際は、メーカーとのある約束を守ります。それは、商品の顔であるタグを切ることです。どこの服か特定されないようにすることでブランド価値の低下を防ぐことができるといいます。

shoichi社員 そうですね、タグをカットした段階で安く提供しています。

山本 在庫商品とか廃棄商品っていうのはそれはもちろん少ない方が健康だから減っていった方がいいと思うんですけど、絶対ゼロにはならないので僕らみたいな商売っていうのはなくならない。

語り 増え続けるアパレル業界の売れ残り。バブル崩壊後、製造される製品の数は増えている一方で、実際に購入された数は横ばい。その結果、売れ残った余剰在庫は14億点と過去最高に上るとみられます。
取材中、あるメーカーから売れ残りを処分したいという相談が入りました。

山本 おつかれさまです。いつもありがとうございます。

メーカー いえいえこちらこそ。今日は秋冬物。コートがメインでだいたい2,000点ちょいぐらいで。

山本 了解です。

語り メーカーの担当者が依頼したのは定価8,000円~1万7,000円の冬物のコート。なんと2,000点。ショップに買い取ってもらうことさえできず、店頭に一度も並ばなかった新品です。

山本  どのくらいがいいですか?

メーカー 値段つけてくれたらいいんですけど、うちの希望としてはオープンで一律1,500円。

山本  なるほどね。

メーカー はい。高い安いもあるんで。

語り メーカーの担当者が提示したのは定価のわずか1割ほどの値段。原価を大きく割り込む価格です。

山本  僕は値切る体質なので。1,400円やったらどうですか?

メーカー そうですねぇ。間を取るって無理ですか?1,450円とか。

山本  じゃあ1,430円にしましょうよ。

メーカー 30円、30円。

山本  いいじゃないですか、それくらいは。

メーカー そうですね。いつもお世話になっているので。

山本  もらって行きますね。

メーカー はい。

山本  わかりました。ありがとうございます。

語り 結局、合計300万円ほどで売れ残りを処分。しかし、生産費用が900万円ほどだったため、600万円の赤字が出ました。それでも売れ残りは早めの見切りが不可欠だといいます。

メーカー 本当にずっと置いといていいんやったら細々とでも売るんですけども、置いてるだけで倉庫代とかもかかってくるんで。

語り 更に取材を進めると私たち消費者にとってはもったいないと思うような事態が明らかになってきました。都内にある産業廃棄物処理施設です。この施設では、関東にある複数のアパレルメーカーから売れ残りが持ち込まれ、焼却処分しています。

取材班 大体、どれくらいの量がここに運び込まれますか?

廃棄者 (年間)200トンぐらいのものでしょうかね。この2階のフロアの・・・。

語り 1社あたり10トントラック数十台分にあたり、主に年度末などの決算期に集中するといいます。

取材班 ちょっと心が痛むところもあるんですけど。

廃棄者 そういった部分もね。着れるものですから、そういった見方も当然あるんだと思います。

語り 実は、処分の際にはメーカー側が立ち会うことが多いといいます。そこにはブランド品ならではの事情がありました。

廃棄者 商品が大事なものだし、どこかに流れたらいけないということを、自分たちで責任を持って見たい、というイメージではないでしょうかね。

取材班 それはある種のブランド管理?

廃棄者 そうですね。ブランド管理だと思います。

語り なぜこれほど新品の衣服が売れ残っているのか。数多くの企業が取材を拒否する中、大手のアパレル企業が私たちの取材に応じました。

取材班 おはようございます。じゃちょっと一回。

社長 ものすごく心痛いですよね。いろんな方々が最終製品に至るまでに携わっているんですね。

語り この企業によると売れ残りが増える背景には、アパレル業界の構造的な問題があるといいます。服の企画・開発から販売までは半年から1年かかることが多く、流行を先読みしなければいけません。服の販売期間が年間4シーズンから8シーズンに変わって短くなったことも、需要予測を年々難しくしているといいます。

社長 半年先の需要予測を行う、あるいは8か月先の需要予測を行ったうえで発注をしなくてはいけない。社会潮流とトレンドとを組み合わせて商品を企画していくんですけどね。それが的中率って言いますか、なかなかやはり思ったようにいかないっていうのが現実の状況です。

語り 更に90年代以降の構造的な変化によってアパレル業界は作り過ぎが常態化していると指摘する専門家もいます。14億点という余剰在庫の量を割り出した小島健輔(こじまけんすけ)さんです。
バブル崩壊後の90年代。アパレル業界は中国など海外へ工場を移転。製品の単価を安くして大量生産する方向に大きく舵を切りました。更に2000年前後からファストファッションが台頭し単価はますます下落。それに対抗しようと既存のアパレル企業は低価格帯の新規ブランドを次々と立ち上げました。こうして生産量が増える中、仮にヒットした時に、欠品となって販売機会を逃す事態を恐れたことも作り過ぎに繋がったといいます。

小島 1万枚売れるか、3千枚売れるか迷ったら、3千枚しか売れないっていう前提で(工場)を動かせば在庫は余りません。どんどん売れなくなって在庫が積み上がってしまう。結果として業界は破滅していったわけですね。

武田 大量に発生する売れ残り。ブランド品が安く買えるのは消費者としてはありがたい面もありますけれども、本当にそれでいいんでしょうかね。

鎌倉 実はですね、海外でもこの夏、新品の服の売れ残りが大きな社会問題となりました。イギリスの有名ブランド「バーバーリー」が売れ残った新品の衣料品など、およそ42億円分を焼却したと公表したんです。このニュースすぐさま世界中を駆け巡り、ネット上では「馬鹿げた決断だ」「廃棄するならば服を寄付するべき」などと厳しい批判が相次いだんですね。その結果。

武田 はい、どうなったんでしょうか?

鎌倉 今月になってバーバーリーは焼却処分を撤回しました。売れ残った商品をどうするかについては検討中ということなんです。

武田 なるほど。タレントでアパレル会社の経営者でもある、川崎希(かわさきのぞみ)さん。川崎さんの会社でもこの売れ残りの問題ってやっぱりありますか?

川崎 そうですね。私の会社では、日本で少量ずつ洋服を作っているのであんまり在庫が余るということはないんですけど、ブランド始めた当初は海外とかでも作っていたので、海外で作ると、やっぱり大量でないと作ってもらえないので、そうすると、大量に作ると在庫が余ってしまうということはやっぱりあるんだと思います。

武田 ちょっとずつ作ってても、それは大丈夫なんですか。

川崎 そうなんですよ。日本なので足りなくなると、すぐまた作って。ちょっとずつでもオーダーを掛けて作ってもらえる、追加ができるのが日本の良い所ですね。

武田 なるほど。追加してる間はお客さんは?

川崎 待っててもらってます。

武田 待っててもらうっていうことなんですね。なるほど。これまで50社以上のアパレル企業の再建に携わってこられた河合さん。今の取り組み、みんなそうやればいいんじゃないかと思うんですけれども。

河合 そうですね。現実にはやっぱり非常に難しくて。今、アパレルはですね。ブランド間の差がそんなに消費者から見てないんですね。ですので、例えば、こちらでなければ、次の店で買う。その店でなければネットで買う、というような形で比較して買ってしまってる、というのが今の現状です。

武田 川崎さんのブランドのように、待ってくれない、わけなんですね。

河合 そうです。非常に川崎さんのブランドは、ブランドが強いんだと思いますね。

武田 数字上はわかったんですけど、それにしても何であんなに作り過ぎちゃうんですか?

河合 これはですね、先程のVTRにもございましたように、やはり今1990年代に15兆あった時っていうのは、非常にアパレルが売れてた時代があったんですね。その時の会社の数とですね、若干減ってきてるんですけど、仕事のやり方が、今10兆になっても続いている。っていうここがですね、最大の問題です。

武田 全体の単位が少なくなっているのに、やり方が変わっていない。回り回って私たち消費者にはこれどんな問題があるんでしょうか。服が安く買えるのはいいような気がするんですけど。
河合 そうですね。2つあると私思っていまして、流通小売りが日本の製造業の17%ぐらいを占めているというふうにいわれてます。そこがですね。

武田 働く人がですね?

河合 働く人の雇用がですね。そこがですね、企業が在庫によって利益が段々段々少なくなっているということがまず1点ですね。

武田 大きな影響がある、ということですね。その働いている人にとっては。

河合 そうですね。それと、もう1つはこれから今後、上手くやっている会社とそういうふうに在庫を残す会社っていうのが優勝劣敗が出てくると、そうすると我々にとっていわゆるファッションの選択肢が狭まっていく。こういうことが起きるかなと思います。

武田 川崎さん、やっぱりこれ私たちにとってもあんまりいいことじゃない。

川崎 そうですね。作ってる工程を知っているから焼却処分されていく映像を観ると胸が痛いですね。

鎌倉 その業界としては、在庫を生むことが前提となってしまっているわけなんですけれども、そんな中で売れ残りを減らそうと対策を打ち出したアパレル企業もあるんです。それは私たち消費者にとってもメリットになる可能性があるんです。

店員 こんにちは。

鎌倉 お邪魔します、宜しくお願いします。触り心地が良い!

語り 創業129年の老舗企業が3年前に立ち上げた自社ブランドです。

鎌倉 若干、商品の数少なくないですか?この広いおしゃれな空間に。

店員 こちらはサイズサンプルになります。

鎌倉 これをそのまま売ってるわけじゃないんですね。

店員 そうですね。

語り このお店に売ってるのは素材やサイズを確かめるためのサンプル品。では、実際の商品を選ぶには?

店員 あちらのカメラでお写真を撮らせて頂いてバーチャルでご試着して頂けるということです。

鎌倉 へぇぇーー。

語り 実際の服には袖を通さずモニターで試着をするという技術を自社で開発しました。

鎌倉 あー!え?今、あっという間に、しかも私が着てるように見えてますね。靴まで。

語り デザイン、型、色、47万通りから自分だけの1着を作ることができるんです。しかも、サイズもぴったりのオーダーメイド。これまでの既製品と違って注文を受けてから生産するため作り過ぎることもありません。

鎌倉 無駄がない。形ですね。

店員 在庫レスです。

語り 商品の企画・開発やサンプル作りを止めたことで生産工程を、3か月から3週間に縮めることもできました。

鎌倉 想像通りのものが出来上がってきました。

語り このシステムを開発した背景には大量生産の仕組みから脱却できていない業界への危機感があったと経営者は語ります。

経営者 もう5年先、10年先になりますとそんな無駄な物の作り方をしていること自体がもうこの世の中で認められないでしょうね。

鎌倉 一方で、やっぱりそこはオーダーメイドなので、今の人たちは、すぐ注文してすぐ着たい。

経営者 そうですね。これを今、2週間にできるか、1週間にできるか。少なくとも来週のデートには間に合うくらいのところまでには、とりあえず挑戦したいと思ってますけどね。

語り 一方、AIを使って作り過ぎを抑制しようという試みもあります。
代表 こちらが今やっている洋服のトレンド分析の画面になります。

語り これは、インターネットやSNS上に公開されているファッションに関する写真。企業のモデルから、有名人、一般の人まで、500万枚以上を収集し分析しています。色や着こなし方など過去の流行の推移を分析することで、高い精度でトレンドの予測が可能になったといいます。

代表 これは今日本の一般消費者ないし読モの方が、過去4年間に着た洋服の色の合計値になります。

語り 左上は2014年以降、黒の衣服がどれだけ多く着られたかを示したグラフです。黒色は冬になると人気となるものの、夏には暑く感じるためあまり着られませんでした。しかし、4年の推移を見てみると夏でも黒色の衣服を着ている人が増えていることがわかりました。こうしたより正確なトレンドの把握は私たち消費者にとっても利益の還元に繋がるといいます。

代表 廃棄、並びに値引きということころを、こういったサービスによって非常に縮減することによって出た利益の一部はアパレルメーカーさんの利益となる。一部は消費者により価格へのフィードバックとして提供される、ということが起これば社会全体にとって非常に明るい効果が出るのかと考えています。

鎌倉 このAIによるトレンド分析。ネット上の画像からはじき出した、この秋冬の傾向がこちらです。
この秋冬は「チェック」と「ドット」が来る、ということなんですね。特に濃い色に細かいドット。例えば、こちらのように黒地に白いドット、などだということで、私もたまたまなんですけれども、今日ドット柄だったんですよ。そしてなんと、川崎さんがチェック柄を着てらっしゃる。

川崎 そうですね。チェック柄です。

鎌倉 トレンドを意識したんですか?

川崎 トレンドを意識したんですけど、この特集があるとはわかってなくて着て来ました。

鎌倉 本当に偶然だったんですけれども。さぁ、先程のITを使ったオーダーメイドもありましたが、ファッション通販サイトのZOZOTOWNでも始まっています。

武田 これもドット?

鎌倉 これ服じゃないです。これ話題になりましたけれどもZOZOSUITというものでして、これを着て写真を撮ると体のサイズを詳細に把握できるんですね。そのデータを元にぴったりサイズの服を手に入れられるということなんですよ。

武田 こういったAIによるトレンド分析ですとか、オーダーメイド。これからの消費者の望むものを提供しようという取り組みですよね。どう評価されますか?

河合 今までこういうトレンド分析というのは、人間がどちらかというと感覚でやってたんですね。それをですね、こういうハイテクツールを使って、ある種の客観性を持って、アパレルが提供することによって、より精度が上がって需給バランスを調整して、在庫に削減していくと。こういうふうな取り組みになるかなというふうに思っています。

武田 あと、オーダーメイド的なことっていうのはアパレルではなされてこなかった。

河合 そうなんですね。これもびっくりすることではあるんですけれども、例えば、自動車業界の自動車のJIT(ジャストインタイム)であったりとか、パソコンなんかもそうなんですが、受注を持ってから短期間で生産するというのは、実は他の産業ではやっているんですね。先程川崎さんが仰っていたように、生産のリードタイムの80%ぐらいっていうのが部材が集まってますから、部材の収集ですから10日ぐらいで供給するということはできます。可能です。

武田 AIでトレンド分析するっていう話もありましたけど、川崎さんはどうやって?

川崎 私は街に出て歩いてる人を観察して、どのような服を街の人は着ている。やっぱり雑誌とかとも違ったりして、街にいる人はよりシンプルな服が多かったりするので、ファッションショーとかだと派手だと思うんですけど、もっとシンプルな中にワンポイントあるとか、そういうものが結構普段使いできる洋服なのかなと思って、そういうものを作ってたりもします。

武田 なるほど。消費者目線で街を眺めるっていう。

川崎 そうですね。街であまり浮き過ぎないファッションをみなさんしてるので、それを心掛けています。

鎌倉 番組前半にご紹介しました、ユナイテッドアローズも売れ残りの削減を始めています。それがこちらです。まず、シーズンはじめに投入する服の量を減らしました。週に1度は会議を開いて、綿密に売れ筋を見極めて少量ずつ追加発注するようにしました。国内で短い期間で生産できる体制を強化したことでそれが可能になったということなんですね。この結果、2017年度の売れ残りは前年度比で5%減らすことができたというんです。

武田 ところで、河合さん。大量生産といえばですね、牽引してきたのはファストファッションだと思うんですけれども、ファストファッション業界はこの問題どう対応してるんですか?

河合 大きく全体で捉えると、やはりこれはファッションの移り変わりとの戦いの歴史なんですね。その時に欧米のファストファッション、例えば、ZARAというところは非常に商品の回転率を上げていくことによってそのファッションの移り変わりに同期化をしていった。あるいは、ユニクロのようにですね、ベーシックなものを揃えてファッションとは違うようなところにビジネスを持っていきながら対応していく。大きく分けるとその2つに分かれる、ということです。

武田 例えば、ユニクロはベーシックのものですけれども、在庫はどうなってるんですか?

河合 在庫に関しては、ベーシックなものというのは基本的にその商品を売っていく期間というのが非常に長いですので、鮮度が長いんですね。ですので、ファッション商品よりはある程度量は多いのかもしれないですけど、まだまだ売れる在庫っていうのは持っている、ということですね。

武田 ZARAなんかは、じゃああるものが売れたらもうそれ以上作らない。

河合 終わってしまうということですね。

武田 いや、これは消費者としても沢山の売れ残りを出しながらいつまでもファッションを楽しみ続けることはできないんじゃないかという懸念も抱くんですけれども、河合さん、これどうすればいいんでしょうか。

河合 まずは、日本はそもそもの話なんですけれども、市場が縮小していますから、そこでですね。海外に出て行く、あるいは、ユニクロのように、服以外のところに進出して行く。あるいは、先程VTRであったようなユナイテッドアローズさんのようにあえて投入量を減らしていきながら、回転数を上げていく、みたいなそういう取り組みがキーになるのかなと思います。

武田 経営改革ですね。川崎さんは?

川崎 私は、ブランド自体に、お洋服自体に愛着を持ってもらいたいなと思っていて、それで私のブランドは作る工程を結構インターネット上で公開していて、例えば、アルパカのニットを作りたいと思ったら、ペルーまで行って、アルパカ工場に行って、アルパカの毛を見てきて、こういう糸を探してこの工程でこのニットは作られてます、というと、やっぱり他のニットとは差別化されると思うんですよね。あとベビー服も展開してるんですけど、それはこういう安心、安全な工場で作られてますよ、こういう日本の工場ですよ、っていうのを言うことによって、安心して買ったりとか、他のブランドとの差別化をすることで自分のブランドの価値を守っていますね。

武田 消費者と作る過程を共有してっていうことなんですね。

川崎 そうです。共有して大事にしてもらおうという取り組みをしてますね。

武田 私もですね、セールになってから買えばいいというふうに思っていたんですけれども、その裏には14億点もの売れ残りが出ることが当たり前になっているという業界の不健全な仕組みがありました。企業にとっても、消費者にとってもこれは変えていくべき時に来ているなと思いました。どうもありがとうございました。

繊研新聞10月16日紙面でShoichiが紹介されました

繊研新聞はファッション業界の情報を掲載している新聞です。
Shoichiが10月16日紙面で紹介されました。

繊研新聞デジタル版はこちら

掲載内容は弊社のCSR活動の取り組みについての内容です。
アパレル販売の直営店であるColors-カラーズ-をカンボジアに2店舗オープンしました。
販売している商品は、弊社が在庫処分にて仕入れた日本のアパレル商品です。
カンボジア店舗の売上の一部を現地のNPO(非営利組織)法人に寄付しています。
将来的には、東南アジアでの直営店を増やし、年間でのアパレル販売数を10万着以上にしたいという目標を持っています。
このCSR活動は『TASUKEAI 0 PROJECT』の一環として行っています。

『TASUKEAI 0 PROJECT』はこちら

環境情報誌SAFEから取材を受けました

三井住友フィナンシャル・グループが刊行する環境情報誌『SAFE』の取材を受けました。

 

サステナブル・ファッションとは

サステナブル(Sustainable)
”環境に多大な負荷を与えず、持続可能な状態であるさま”

ファッション業界のサプライチェーンは、繊維・染料に関わる農業から衣服の製造、販売など多岐にわたります。
身近にある衣服ですが、消費者の手元に届くまでの過程が見えにくく、どのような過程で作られ消費されているのか、わかりにくくなっています。
紙面では、ファッション業界による環境破壊やアパレル商品の余剰在庫問題に取り組む企業を特集しています。
ファッション業界の環境問題を考える特集で弊社を取り上げていただけたことを嬉しく思います。
SAFE vol.125 地球を着こなすサステナブル・ファッション~特集~ バックナンバー

TASUKEAI 0 PROJECT

紙面にて、弊社が取り組んでいる『TASUKEAI 0 プロジェクト』が紹介されています。
アパレル在庫販売を通じて途上国の子どもたちを支援するプロジェクトです。
画像は日本のアパレル在庫を販売しているカンボジアの店舗です。
立ち上げたばかりのプロジェクトですが、国内のアパレルブランドのベスト20に入る2社が賛同し、服を提供してくれています。
今後も賛同してくれる方を探し、活動を広げていきたいと考えています。

HP:TASUKEAI 0 PROJECT

 

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