株式会社shoichi

船不足で納期遅れ、アパレルOEMメーカーの買取事例 【レディーススプリングコート 1500点】

2022年7月28日 5:45 PM

コンテナ
アパレルメーカーのOEM製品は海外生産が基本となっています。
納期から逆算して海外にオーダーをかけるものの海外生産は不安がつきものです。
納期遅れはもちろん縫製問題、不良品問題などさまざまですが、今回は、海外工場で生産した商品が船不足による納期遅れでキャンセルになった事例についてご紹介します。

海外生産の納期遅れはよく起こる

海外工場
海外生産の納期遅れは当たり前といっても過言ではありません。
その背景には、海外工場の労働者の人数、他社によるオーダーの集中、海外の長期休暇の問題などさまざまです。
その中でも今回取り上げるのは、新たな納期遅れ問題に拍車をかけている「船不足」です。

海外からの輸送は航空便もしくは船便がありますが、船便の方が圧倒的にコストを下げられるため船での輸送にするメーカーがほとんどです。
しかし、コロナウイルスの影響で、2020年11月以降政府のロックダウンによる港湾活動が緩んだことや港湾混雑、コンテナ船の沖待ちなどで納期遅れの状態が続いているといわれています。
また、コロナウイルスの影響により、中国のコンテナ製造量が減少している背景もあり、運行が遅延し、回転率も低下することから納期遅れが発生しています。

レディーススプリングコート買取事例

スプリングコート
海外工場で生産した1500点のスプリングコートが船不足による納期遅れでキャンセルとなり、今回在庫処分を希望されました。
依頼主はアパレルOEMメーカーです。

OEMメーカーは、アパレルメーカーに委託されて商品を生産するため、納品できなかった商品を勝手に販売することはできません。
今回は、服についているブランドタグをカットし、ノーブランドとして販売することでブランド毀損を起こさない在庫処分を提案しました。
再販先は、現行の販売経路とは異なるロードサイドの小売チェーン店に決定。

商品スプリングコート
上代18,000円
買取価格単価 600円
商品点数1,500点
買取総額90万円
現金お渡しまでの期間2週間

制作してすぐの商品だったため、トレンドを抑えている商品であることを確認することができました。
数年経過した在庫よりも新製品は再販売しやすいため、高価買取にてお取引させていただきました。

弊社では、高値で販売可能な商品だと判断した場合、商品の正確な査定及び海外市場も含めた豊富な販売経路から、少しでも高値で買取し、相応の販売ルートで展開するよう進めております。

在庫処分後の反応

依頼主であるアパレルOEMメーカー様からは、ブランド毀損を起こさない形で在庫の現金化がスムーズにでき、喜んでいただけました。

再販売先である小売りチェーン店様からは、「新作商品の低価格仕入れができた」と喜びの声をいただきました。
今年発売する予定だった商品ですので、「新作」として謳うことができます。
売れ行きも上々で、完売した店舗もあったそうです。

スプリングコートは、販売期間や着る期間が短いといったデメリットがありますが、季節的に集中して需要が高まるアイテムのひとつです。
つまり、あれば重宝するアイテム。
小売店舗の場合は、商品にバラエティを持たせることで売上の向上が見込めますので、トレンドを意識した商品であれば再販先もすぐに決まることが多いです。

ブランド毀損を起こさない在庫処分

ブランドの場合、在庫処分によるブランド毀損が一番不安ではないでしょうか?
弊社では、タグの取り外し、国内を避けて海外のみへの販売など販売の際の制約を1件1件確認させていただきます。

海外工場で生産した商品は納期遅れになることは多々あります。
とくに、少数オーダーではなくOEMなどで大量生産した場合の納期遅れは、販売時期を逃してしまうため、キャンセルを受けてしまいます。
そんな時は、ぜひ弊社をご利用ください。
アパレル商材の場合はトレンドを意識した商品であれば、高価買取が可能です。
早めの在庫処分をおすすめしています。

自社のファミリーセールやシークレットセールなど自社単体だけでは捌けない数の在庫品でもご安心ください。
販売経路や売り方を変えるだけで、在庫となった商品が需要のあるアイテムに生まれ変わります。

SDGsの取り組み

shoichiでは、アパレル商品以外にも様々な在庫商品の買取を行っています。

■その他買取商品例はコチラ

過剰在庫で悩まれている企業様は多いと思います。
お金をかけて在庫を廃棄処分するのではなく、新しい売主様との出会いをお手伝いさせていただけませんか?
再販先・再販方法が決まった状態でお取引させていただくので「販売店の目に触れるところでは販売してほしくなかった」や「ネット販売はしてほしくなかった」など再販後の不満を0の状態に致します。

在庫を廃棄処分すると経費がかかるだけでなく、CO2を排出し、環境へ影響を与えます。

弊社ではゴミを減らすためにできる5つの行動を意味する言葉・5Rを推進しています

5Rとは
Reduce(リデュース)ゴミそのものを減らすように努力する
Reuse(リユース)まだ使える物は繰り返し使用して、簡単にゴミにしない
Recycle(リサイクル)繰り返し使用してゴミにしない
Repair(リペア)壊れてしまった商品は捨てず、できる限り直して使い続ける
Refuse(リフューズ)不要なものは手に入れない 

弊社では「5Re」としてSDGsに取り組んでいます。
在庫処分の仕方ひとつで、企業イメージを大きく変える時代になりました。就活生が就職先を探す際にも、SDGsに取り組んでいる会社かどうかで判断するようになってきています。一度在庫のあり方を見つめ直しませんか?

弊社「5Re」SDGs取り組み事例

服はもちろんオフィス家具・カバン・雑貨・家電の買取もしております。限りある資源を大事にするためにも再利用・再販について是非お気軽にご相談くださいませ。

■無料のお問合せ・ご相談はコチラ


【著者紹介】 山本昌一山本昌一
株式会社shoichi代表取締役
所属団体:KanFa関西ファッション連合/日本繊維機械学会/JAFIC 一般社団法人日本アパレル・ファッション産業協会

大学在籍中からヤフーオークションでブランド商品・アパレル等の販売などを行い オークションで仕事をする自営業の道を選ぶ。 その後在庫処分ビジネスをスタートし、20年間在庫処分の業界に身を置く。 累計4000社のあらゆる在庫処分を手掛ける。

山本昌一プロフィール>>

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