株式会社shoichi

OEMメーカーからの在庫処分 ブランドパーカー【約1万点】

2018年3月09日 4:20 AM

OEM
今回はOEMメーカーからの在庫買取依頼のお話です。

在庫処分となった原因

商品は某有名ブランドのパーカーが約1万点でした。
OEMメーカーがなぜ過剰在庫になってしまったのかと言いますと、納期遅れが発生し、有名ブランド側が商品の引き取りをしてくれなかったためです。

買取事例でももうおなじみになってきましたが、納期遅れが原因で発注者が買取をしてくれなかったケースです。
もちろんOEMメーカーも納期遅れで商品の引き取りを断られるのは避けたいので、納期遅れを回避するように細心の注意を払っています。
ですが、様々な理由で納期遅れが起こってしまいます。

海外の工場に商品の製作を依頼している場合、国の政策で工場の稼働が制限されることもあり、納期遅れにつながるケースをよく耳にします。
自社の企業努力だけでは、なかなか思うようにはいかないのが昨今の状況です。

今回の在庫処分の注意点


今回は有名ブランドの商品でしたので、ブランド名の表記のあるネームや下げ札をすべてカットしました。

洋服を想像してほしいのですが、襟ネームにブランド名が入っていますよね?
あと、洗濯ネームにもブランド名、会社名が入っています。
このネームを見てしまうと、どこのブランドの製品か消費者がわかってしまうので、ブランド名と会社名が印字してある部分をカットしました。
襟ネームは無くても販売していいのですが、一般的に洗濯ネームは付けていないと販売できません。

また下げ札のブランド名もカットしました。

※下げ札とは洋服を買ったときに紐などで服にくっつけてある紙製の札です。
アパレル関係の方はおわかりでしょうが、ブランド名が入っています。
カット後は、依頼者のOEMメーカーにネームと下げ札のカットした部分をすべて返却しました。

これは、お客様にきちんとカット作業を行ったことを確認していただくためです。

ネームカットについて

在庫買取時に打ち合わせをして、ネームのカットなど弊社での作業が発生する場合は、作業費を買取金額から相殺させていただきます。

お客様は作業代金を支払うわけですから、きちんと作業したことをお見せしないことには、誠意ある対応とは言えません。

弊社では、お客さまにも一つ一つの工程をわかりやすくお伝えするように心がけています。
作業代は支払ったのに、ブランドネームがついたままの商品が市場に安価に出回ってしまう…。ブランドイメージはダウンしますし、今回のようにOEMメーカーからの製品流出となれば、メーカーは顧客の信頼を失うことになります。悲しいことですが、そういった買取業者も存在します。
弊社では、そういったことはありえません。むしろ、在庫処分業者の悪いイメージを払拭するために、誠意ある対応に力を入れています。

今回も販路規制をしっかり守り販売させていただきました。商品もキャッシュオンで一括買取で約1万枚で180万円の買取でした。

●お客様の声

弊社はOEMメーカーですが、ブランド製品が在庫になってしまうことがあります。顧客であるブランド側に迷惑をかけないように在庫処分するのが困難でShoichiさんに相談しました。打ち合わせを念入りにしていただき安心感があったのと、一括での現金買取が本当に助かりました。


【著者紹介】 山本昌一山本昌一
株式会社shoichi代表取締役
所属団体:KanFa関西ファッション連合/日本繊維機械学会/JAFIC 一般社団法人日本アパレル・ファッション産業協会

大学在籍中からヤフーオークションでブランド商品・アパレル等の販売などを行い オークションで仕事をする自営業の道を選ぶ。 その後在庫処分ビジネスをスタートし、20年間在庫処分の業界に身を置く。 累計4000社のあらゆる在庫処分を手掛ける。

山本昌一プロフィール>>

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