在庫処分で35000点のキャンプ用品を成功裏に買取!~海外市場での再販事例~
2024年8月03日 3:32 PM
コロナ禍の影響でキャンプ用品の需要が急増しましたが、需要のピークが過ぎ、過剰在庫を抱えるキャンプメーカーが増えています。
今回は、当社が約35,000点のキャンプ用品を買取り、海外市場で再販した成功事例をご紹介します。
買取品の概要
買取対象となった商品は以下の通りです。
品目 | 数量 | 特徴 |
---|---|---|
キャンプ向けアパレル | 多数 | 高機能性、ブランドロゴ入り |
テントなどの大型品 | 多数 | ブランドロゴ入り |
合計買取金額: 約650万円
合計数量: 約35,000点
買取の経緯
キャンプ用品は、コロナ禍での需要増に対応するために大量生産されましたが、その後の需要減少に伴い、過剰在庫が発生しました。
今回の依頼では、品質の高い商品であるにも関わらず、国内での再販が難しい状況でした。
過剰在庫の発生原因
- コロナ禍での需要急増
- 需要減少後の在庫増加
再販の戦略
ブランドロゴが全ての商品に入っており、国内での再販はブランド毀損のリスクがあるため、海外市場での再販を決定しました。
再販のポイント
- ブランドロゴ入り商品は国内再販不可
- 日本発祥ブランドは海外ではブランド毀損リスクが低い
取引完了までのプロセス
今回の取引は以下のステップで進行しました。
ステップ | 内容 |
---|---|
1. 相談・見積り | 相見積もりを取られていたため、最終的な買取価格の決定までに時間がかかりました |
2. 海外市場での販売戦略立案 | 海外の小売店舗に卸売りを行い、アジア圏を中心に販売することで決定。 |
3. 契約書作成・確認 | 海外での販売方法に関する詳細な契約書を作成 |
4. 販売 | 海外の実店舗への卸売り |
結果
取引は約1ヶ月で完了し、海外の実店舗にて全商品をスムーズに再販することができました。
お客様も高い満足度を示しており、過剰在庫の問題を解決することができました。
まとめ
今回のキャンプ用品買取事例を通じて、当社が如何にしてお客様の課題を解決し、過剰在庫の問題に対処しているかをご理解いただけたと思います。
ブランドロゴ入り商品の取扱いは難しいケースですが、海外市場を活用することで効果的に解決しました。
今後も在庫処分にお困りの企業様からのご相談をお待ちしております。
【著者紹介】 山本昌一
株式会社shoichi代表取締役
所属団体:KanFa関西ファッション連合/日本繊維機械学会/JAFIC 一般社団法人日本アパレル・ファッション産業協会
大学在籍中からヤフーオークションでブランド商品・アパレル等の販売などを行い オークションで仕事をする自営業の道を選ぶ。 その後在庫処分ビジネスをスタートし、20年間在庫処分の業界に身を置く。 累計4000社のあらゆる在庫処分を手掛ける。
山本昌一プロフィール>>