時計販売店のカタログ落ち商品の在庫処分【腕時計2000点】
2023年1月20日 5:39 PM
今回は、時計店の店内在庫にカタログ落ち商品があり、セール販売で消化できなかった商品の在庫処分事例です。
腕時計2000点を買取いたしました。
カタログ落ち商品とは?
カタログ落ち商品とは、メーカー・ブランドの商品カタログに掲載されなくなった商品を指します。
生産終了、販売終了の商品はカタログに掲載されなくなりますが、人気商品であれば新モデルの発売時にカタログ掲載は無くなります。
または、売れ行きが悪い商品は後継モデルが無く、廃番となります。
カタログ落ち商品はメーカー在庫・市場在庫があるため、多くはマークダウン(特価)で再販売されます。
ブランド毀損を恐れるメーカーの場合は、市場在庫をすべて引取り、海外市場で再販売され国内では出回らないこともあります。
カタログ掲載が終了するため、販売店での売れ行きはどうしても鈍るものなので、セール販売でも消化できないことがある商品です。
時計販売店の在庫処分事例の概要
今回は、時計販売店様より、新商品入荷のタイミングで保管場所も必要なため、販売店で在庫になっていたカタログ落ち商品の在庫処分を決定されたそうです。
カタログ落ち商品になると売れ行きが悪くなるため、セール販売をしても消化が進まなかったそうです
腕時計2000点を買取させていただきました。
販売店様での在庫ということで、再販規制がなかったので、腕時計を専門で扱うネットショップへの再販を決定いたしました。
現金お渡しまではできるだけ最短で取引を完了するように努めております。
腕時計が美品で通電OKなことを把握していたので、取引がスムーズにできました。
今回は2週間で入金まで完了しました。
弊社が得意とする仕分けを行い、美品であることや通電するかどうかなどの確認を行い、スムーズにネットショップの再販先へお届けしました。
腕時計はサイズにすれば小さなものですが、大ロットの場合はスペースも必要になってきます。
再販先のお客様のご都合に合わせて、小分けでの配送も行っておりますので、ご要望があればお伝えください。
【在庫処分事例概要】
買取商品:腕時計
上代:12,000円
買取数量:2000点
買取単価:1,600円
再販規制:無し
再販先:ネットショップ
再販先のメリット
再販売先のネットショップ様からは、カタログ落ちとはいえ販売中の商品であり、通電確認もできてすべて美品であったため大変喜ばれました。
カタログ落ち商品、廃番商品であっても、人気商品であれば販売経路を変更するだけで売り切ることは可能です。
今回のご依頼主のように実店舗で販売されている場合は、カタログ落ち商品の販売は難しくなりますが、ネットショップであれば商品検索が容易でセール価格であれば、十分に売り切ることが可能になります。
カタログ落ち商品もぜひご相談ください。
高額買取になる対象
弊社では、アパレルだけでなく腕時計などの貴金属類の買取も可能です。
電池内蔵型の腕時計の場合、電池の劣化や商品への傷が見受けられない場合は高価格買取になることがほとんどです。
もちろん美品ではなくてもB品でも買取可能です。
SDGsへの取り組み
ご紹介させていただいた時計販売店様のようにカタログ落ち商品の在庫に悩まれているお客様はたくさんいらっしゃいます。
売れなかった在庫を自社で廃棄処分するとなると、廃棄費用がかかるだけでなく処分の際に大量のCO2が発生し、環境問題につながります。
弊社では、廃棄を減らすために「Reduce(リデュース)・Reuse(リユース)・Recycle(リサイクル)・Repair(リペア)・Refuse(リフューズ)」の「5R」を推進し、「5Re」としてSDGsに取り組んでいます。
ゴミそのものを減らし(Reduce)、使えるものは繰り返し使用し(Reuse)、繰り返し使用してゴミにしない(Recycle)、壊れてしまった商品を修理して使い続ける(Repair)、不要なものは手に入れない(Refuse)ことを念頭に置き、在庫処分に困っている企業様とそれを必要とする再販先の橋渡しをしています。
在庫処分だけをするという目的ではなく、その先の環境問題にも大きく関わる「持続可能」な社会に貢献することを掲げています。
【著者紹介】 山本昌一
株式会社shoichi代表取締役
所属団体:KanFa関西ファッション連合/日本繊維機械学会/JAFIC 一般社団法人日本アパレル・ファッション産業協会
大学在籍中からヤフーオークションでブランド商品・アパレル等の販売などを行い オークションで仕事をする自営業の道を選ぶ。 その後在庫処分ビジネスをスタートし、20年間在庫処分の業界に身を置く。 累計4000社のあらゆる在庫処分を手掛ける。
山本昌一プロフィール>>