【よくわかる】レディース向け携帯広告の正しい書き方
2008年1月30日 11:18 PM
みんな忙しいことも有り、最近は僕が携帯の広告をライティングしています。
モバイル広告ってめっちゃ短くて、10文字ぐらいなんですよ。
その広告を、10万円とかで買うわけです。
だから、1文字1万円ぐらいなんですよね。それなりに値段する。
10文字で10万。
10万かけたら、100万ぐらい売上上げたいなと思うのが人情。
アメリカの広告コンサルによると、広告費の4倍利益でなかったら投資しない方がマシ、だそうです。
とにかくノリ良過ぎな職場の㈲shoichiですが、まずは教科書どおりのことを調べます。
販売商品、広告のテーマ、対抗業者の数、広告の値段、期間…
まあ、これ以外にも何項目か書き出すわけですね。調査しまくる。
で、その次は打ち合わせ。
山本「今回なに売ろっか~。Sよ。」
担当「やっぱワンピちゃいます~。春物ちょっと入ってきてますよ。」
山本「そうか。じゃワンピで売り場作ろっか。目玉商品どれくらいいっとく?」
担当「も~、ガツンといきましょうよ!ガツンと!」
山本「じゃ、90%オフにしちゃうか!!」
担当「そ~しましょ!!」
セミナーや本読みまくって、広告の基本は勉強済み。
軽くストレッチしてエネルギーをためたあと、ファッション雑誌を手に取ります。
最近のお気に入りは「popteen」!!
いや、マジですよ。もう書いてあることが面白すぎて、ノリがよすぎて、爆笑しまくり。イスにすわって、雑誌読んで、笑って、お菓子食ったりしながらも、女の子がどういう観点からものごとを見たら喜ぶか、観察します。
そんで、ノッてきたらライティング開始!!
…30分後。
山本「できたぜ!Sよ!!」
担当「ホンマですか?結構早いですね。」
山本「言っていい?」
担当「いいですよ。」
山本「モテコーデにワンピはマスト!●ナント90%オフ!」
担当「う~ん」
山本「あんまり良くないか…。ちょっとSMARTの広告っぽいよなぁ。モテコーデは駄目か。」
担当「そうですね。モテコーデはちょっと…」
山本「じゃ、これどう?」
担当「次はたのみますよ…」
山本「ニャ~ント!!限定旬モテワンピが90%オフ!!」
担当「おー!それいいじゃないですか!!サイコーにバカっぽいですよ!」
山本「やろ、なんか楽しそうやろ? 舞浜の駅に降りた時みたいやろ?(舞浜=ディズニーランド)」
担当「そうですね。これで行きましょう!」
山本「よっしゃ、そうしよう!」
2週間後。
担当「山本さん、あの広告めっちゃクリック率よかったですよ!売上よかったし!」
山本「よっしゃ!よくやった!!」
担当「次も、超バカっぽい文章お願いします!やっぱりあのバカっぽい文章はバカっぽい山本さんじゃないと!」
山本「よっしゃよっしゃ!!」
かくして、アーアファッションの売上は上がっていくのでした。
チャンちゃん。
【著者紹介】 山本昌一
株式会社shoichi代表取締役
所属団体:KanFa関西ファッション連合/日本繊維機械学会/JAFIC 一般社団法人日本アパレル・ファッション産業協会
大学在籍中からヤフーオークションでブランド商品・アパレル等の販売などを行い オークションで仕事をする自営業の道を選ぶ。 その後在庫処分ビジネスをスタートし、20年間在庫処分の業界に身を置く。 累計4000社のあらゆる在庫処分を手掛ける。
山本昌一プロフィール>>