【友人のお話】年収3000万
2008年1月13日 11:46 PM
私は人に会うのは大好きで、経営者、専門家、デザイナー、MLMの上の方の人…
今までにも色んな人にお会いさせて頂きました。
自分自身がゲームをやっていたので、その世界のスーパープレイヤーとも交友を深めました。
凄い人、偉い人、結果を出す人。
努力して、頑張って、綿密な計画を立てて、成果を残す人。
たくさんの偉人がいらっしゃいましたが、
「天性の天才」
と背筋が凍るような感じを受ける人はなかなか居なかったように思います。
中学の友人にT君という男が居ました。
学年でもトップクラスの数学力を持った彼。
学校の昼休みの時間、私の友人が、全く解けない東大の入試問題を、そのT君に聞いたことがあったそうです。
友人 「なあなあ、Tよ。この東大の問題、解法を見てもイマイチ判らん。
ちょっと見てみてくれへん?」
T 「ん~、どんな問題~?」
友人 「これこれ。なんか東大の問題って、オリジナリティありすぎて
解きにくいよな。」
T 「ん~、確かに変な問題多いよね~。」
2分ぐらい問題を眺めるT君。
パンをパクついて、カルピスウォーターを飲みながらシャーペンをグリグリ回してボケッと問題を眺めるT君。
T 「えっと~…わからんけど、たぶん答えって『2』じゃない~?」
友人 「は!?なにそれ!? なんで『2』ってわかんねん!?」
T 「いや~、わからんけどなんか2って頭にヒラめいたから~。たまにヒラめくねん。
答えが~。」
友人 「なんじゃそら!理由になるか!納得がいかん、解法を説明しろよ!!」
T 「じゃあ、次の授業時間に考えとくわ~。ちなみに答えってなんなん~?」
友人 「………『2』」
T 「ホラ、ボクの言ったとおり当たってるやん~。(ヘラヘラ)
それでいいやんか~。」
友人 「アホ、そういう問題じゃないんだよ!!」
彼の場合は、そういうことが何度もあった。
ハードな勉強をせずに東大現役受かったのも、やっぱりちょっと違う感じだった。
ちなみに、上記のTに質問をした友人も、東大現役。
みんなエライね。
世界は0.1%の天才によってのみ進化する、と誰かが言っていましたが、頭の構造が違う人っているものですね。
世の中、面白い奴が多くて楽しい。
さて、そんなTは皆様御存知の、ある超優良外資系大手証券会社に転職。
30代の平均年収が3000万~5000万の職場です。
超ハードワークで見る間に白髪が増えたT。だけど彼は持ち前の飄々としたスタイルで、26時に帰って9時に出社する生活を送っているようです。
最近カノジョと別れたどーしよー、と言ってた彼。
でも、つきあう方も大変だと思うんですけどね。
ちょっとぶっ飛んでる彼氏でも大丈夫で、可愛い女の子がいたら是非(笑)
【著者紹介】 山本昌一
株式会社shoichi代表取締役
所属団体:KanFa関西ファッション連合/日本繊維機械学会/JAFIC 一般社団法人日本アパレル・ファッション産業協会
大学在籍中からヤフーオークションでブランド商品・アパレル等の販売などを行い オークションで仕事をする自営業の道を選ぶ。 その後在庫処分ビジネスをスタートし、20年間在庫処分の業界に身を置く。 累計4000社のあらゆる在庫処分を手掛ける。
山本昌一プロフィール>>