株式会社shoichi

《返品在庫の一括買取》キッズ・ベビー用品買取事例【3万点】

2021年12月01日 5:48 PM

今回ご紹介させていただくのはキッズ・ベビー服の買取事例です。金額にして240万円、キッズ・ベビー服3万点を一括買取させていただきました。
コロナ禍でファミリーセールが行えず、大量の在庫処分に対しての苦渋の選択でした。

日本でもワクチン接種が進み、東京・大阪でも感染者数が20人をきる日も多くなってきました。イベントの収容人数も大幅に緩和され、ようやく終息の兆しが見え始めた矢先、新たに新型コロナウイルスの変異株であるオミクロン株が発見されています。

謎多きオミクロン株の出現により、2021年11月には日本への外国人入国禁止措置が取られるなど厳しい状況が続いています。

まだ出口の見えない中で、アパレル業界では何を見直していけばいいのでしょうか。

アフターコロナに向けた戦略の見直し

参考にさせていただいた記事内では3つのポイントがありました

■ EC強化
■ セール前倒し
■ 仕入れコントロールによる在庫の適正化

特にEC強化に関しては、早急な強化が必要になると思います。他の記事を読んでいても、ファッションにおける好調な理由に、ECでの売上が好調だったことがあげられています。

ウィズコロナが続く中、街中に出たりセールに行くのをためらう人もいらっしゃいます。
「ECで買えるものはECで」という考えはしばらく続きそうです。これを機にECサイトを持っていない企業は導入を検討してみられてはいかがでしょうか?すでにECサイトをお持ちで効果が感じられない企業様はサイトの見直しが必要になります。

アパレルの場合、ECサイトのデザインにこだわりお金をかける企業も多いと思いますが、ECサイトはオシャレなだけでは効果が出ません。オシャレなサイト=閲覧数が多いわけではありません。
「EC強化」はカスタマーから見たときの使いやすさ・SEO対策・SNSからの導線など多岐にわたります。
自分たちで取り組めるところは今日からでも取り組み、難しいところは専門企業やプロにお願いするのもおすすめです。

上記のようなポイントをコロナ禍だからこそ見直す時間があるかもしれません。ピンチをチャンスに変えていけたらいいですね。

【参考記事】アフターコロナにおけるファッション、流通、小売り企業の戦略とは

【買取事例】キッズ・ベビー服買取事例

今回ご依頼いただいたのはキッズ・ベビー服をネットで通販されている大手企業様です

ご依頼主様のおかれた状況

買取商品は、大手通販会社様が取り扱われているキッズ・ベビー服の顧客返品分です。
服のシーズン感・サイズ・数量は全てバラバラの状態で一括在庫買取させていただきました。

買取ポイント 「検品しきれなかった商品在庫買取」

皆さんは通販で買われた服を返品した後、どうなるかご存知ですか?

返品された商品は一旦倉庫に返され、検品後、通常販売に戻すか再販できない商品に分類わけされます。戻すときの物流・物流倉庫は企業によって異なり、大きく2つに別れます。

自社が創設し管理する「自社倉庫」と外部の企業にお願いして管理する「賃貸倉庫」です。

 


■自社倉庫

  メリット  支出が抑えられる・自社のルールで管理できる

  デメリット 初期投資費用が大きい・移転がしにくい

■大手企業

  メリット  初期投資が抑えられる・移転がしやすい

  デメリット 使用上の制約がある・支出が多くなる

【参考記事】自社倉庫と賃貸倉庫の違い│セール・アンド・リースバック取引の概要やメリット


上記のように自社で物流・自社倉庫を管理している会社の場合、返品されてきた商品を検品後、通常販売に戻すか再販できない商品に分類わけされます。自社の基準で細かく商品管理できるだけでなく、長期的にみると支出が抑えられます。

大手企業となると物流と倉庫を管理するだけでもお金と人員がかなりかかります。そのため、最近では外部の物流・賃貸倉庫を使用することが多いようです。

今回ご依頼いただいた企業様も賃貸倉庫を利用されていました。賃貸倉庫にまとまっている返品分をファミリーセールで消化するそうです。

しかし、今年度はコロナ禍でファミリーセールを実施することができず、大量の返品在庫をどうするかで問題になったそうです。選択肢は2つ。全部廃棄処分するか、検品後再販するかの2択です。

返品理由は様々なので、イメージ違いなど未使用品も大量に混ざっています。同時に、傷物もあります。返品分を全て検品するには、賃貸倉庫から自社への送料・検品の人件費がかなりかさみます。検品したところでサイズ・色・種類がまちまちだとネットでの再販も困難になります。

今年こそはファミリーセールを開催したい!と前年度分の返品分もとって置いたそうですが、冬になるとコロナの波がくる恐れがあります。オミクロン株のコロナは早くも日本でも発見されており、国内でも人の動きに制限がかかることも予想されます。

企業様内でファミリーセールに代わる効率の良い消化方法を模索されたそうですが、お金と手間のかかることで活路が見つからず、在庫買取の決断をされました。

買取内容

金額にして240万円、キッズ・ベビー服を一括買取させていただきました。

※写真はイメージです

商品キッズ・ベビー服
上代バラバラ
買取価格単価80円
商品点数3万点
買取総額240万円
現金お渡しまでの期間約2か月

買取商品

買い取らせていただいたのは賃貸倉庫に保管されていた返品分の在庫です。キッズ・ベビー服のため大人よりもサイズ展開が豊富です。数・種類・サイズ・価格帯もまちまちなだけでなく、良品・不良品もある中で一括買取させていただいております。

弊社ではアパレルだけでなくその他の製品も買い取らせていただいております。

■その他買取商品はコチラ

現金お渡しまでの期間

通常、再販先が見つかった状態で買取させていただきます。今回の場合、ご相談いただいてから2か月ほどで商品の引き取りから入金まで完了いたしております。

再販先が見つかりやすい商品の場合、ご相談開始から現金お渡しまでの期間は10日間です。即金を基本としておりますので、商品を受け取り後5日以内にお渡しさせていただいております。

販路と販売方法

ネット商材のためタグカットなし、販路規制もなしの状態で買い取らせていただきました。商品がバラバラのため、買取後こちらで検品しております。

アパレルの場合、日本人と体型が似ているアジア圏内での需要が高いため、今回は韓国の卸販売での再販が決まりました。

在庫処分後の企業様からの反響

今回の企業様はコロナ禍のため在庫処分をファミリーセールでできず、大切な商品の消化方法にかなり悩まれました。来年度まで在庫を抱えるとなると高額な倉庫代・膨大な在庫の処理・再販のしにくさを懸念されていたので、一括買い取らせていただいたことにとても喜んでいただけました。

弊社は積極的に一括で買い取らせていただいております。数がバラバラだったり、良品・不良品が混ざっていたりすると他社では引き取ってもらえないこともあります。大量の在庫処分に困った時はぜひご相談ください。

SDGsの取り組み

ご紹介させていただいた大手通販会社様のように、ファミリーセールや催事が実施できず、在庫が経営を圧迫している企業様も多いと思います。

売れなかった商品を廃棄すると廃棄処分での経費がかかるだけでなく、廃棄処分するときに多くのCO2を排出し、環境へ影響を与えます。

弊社ではゴミを減らすためにできる5つの行動を意味する言葉・5Rを推進しています

5Rとは
Reduce(リデュース)ゴミそのものを減らすように努力する
Reuse(リユース)まだ使える物は繰り返し使用して、簡単にゴミにしない
Recycle(リサイクル)繰り返し使用してゴミにしない
Repair(リペア)壊れてしまった商品は捨てず、できる限り直して使い続ける
Refuse(リフューズ)不要なものは手に入れない 

弊社では「5Re」としてSDGsに取り組んいます。
在庫処分の仕方ひとつで、企業イメージを大きく変える時代になりました。就活生が就職先を探す際にも、SDGsに取り組んでいる会社かどうかで判断するようになってきています。一度在庫のあり方を見つめ直しませんか?

弊社「5Re」SDGs取り組み事例

服はもちろんオフィス家具・カバン・雑貨類の買取もしております。限りある資源を大事にするためにも再利用・再販について是非お気軽にご相談くださいませ。

■無料のお問合せ・ご相談はコチラ


【著者紹介】 山本昌一山本昌一
株式会社shoichi代表取締役
所属団体:KanFa関西ファッション連合/日本繊維機械学会/JAFIC 一般社団法人日本アパレル・ファッション産業協会

大学在籍中からヤフーオークションでブランド商品・アパレル等の販売などを行い オークションで仕事をする自営業の道を選ぶ。 その後在庫処分ビジネスをスタートし、20年間在庫処分の業界に身を置く。 累計4000社のあらゆる在庫処分を手掛ける。

山本昌一プロフィール>>

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