株式会社shoichi

化粧品メーカーのパッケージ変更による在庫品【化粧水1万個】

2022年11月15日 2:08 PM


美意識の高い女性にとって化粧水は毎日のスキンケアに欠かせないアイテムです。
購入する際は、パッケージを見たり、サンプルを試したりしながら選ぶ人が多く、パッケージの高級感や成分・効果の記載、つけ心地などは購買意欲を高めます。
今回、2022年7月に関西の化粧品メーカー様より、パッケージ変更を理由とした化粧水の在庫処分依頼を受けました。
再販売先とそれぞれのメリットについてご紹介します。

肌悩みを解決するスキンケアは「化粧水」、購入時に重視するのは「成分」


2022年8月に発表されたナイル株式会社の調査結果では、乾燥肌の女性が抱える悩みは「ニキビ」がもっとも多いという結果が出ており、症状を改善するスキンケアアイテムは「化粧水」という回答が得られたようです。
そして、化粧水購入時に重視するポイントは「成分」でした。
参考:https://medical.jiji.com/prtimes/120559

化粧品には使用期限がある

化粧水はじめさまざまな化粧品には使用期限があり、未開封であれば製造日から約3年が目安といわれています。使用期限が近い化粧品は返品対象になるため、メーカーは在庫を抱えてしまうことになります。

近年では、業界再編を目的とした企業買収や吸収合併などの動きが顕著に見受けられ、化粧品を扱うスーパーマーケットやドラッグストアの買収も話題に上がっています。この影響から、急な棚落ちや返品が発生することがあるようです。さらに、定番商品のカット通達や新パッケージへ変更、量販店リニューアルによる商品入れ替え、思わぬミスで外箱破損によるB品発生などといった事態が在庫を抱える原因となっています。

化粧品の急な返品は、使用期限内に何らかの対処を行わないと廃棄処分を余儀なくされるだけでなく、保管場所確保の問題も生じるため、メーカーにとっては大きな痛手となります。

化粧品買取事例の概要


パッケージ変更が行われると旧パッケージ商品は販売できなくなるため、メーカー様で在庫となっていました。
化粧品は使用期限もあるため、期限内に在庫を一括で処分したいと希望されていました。
旧パッケージとはいえ、現行の商品になるため、低価格で二次流通するとブランド毀損につながる恐れがあります。
そのため、今回は在庫処分後に再販売ではなく、サンプリングとしてお客様に配布することで消化しました。
サンプリングであれば、ブランド毀損を起こすことなく、メリットも多くなります。

化粧水などのスキンケア商品は、高い口コミやメディアへの露出などよほどなことがない限り、使い慣れている商品から変えない傾向があります。
そのため、サンプルの配布は売上戦略として新規顧客獲得とリピート率を上げるきっかけになります。
女性の方ならわかると思いますが、販売店でサンプルをもらったことがきっかけで、今まで使っていなかった化粧品を購入した経験がありませんか。
化粧水はじめさまざまなスキンケア商品は、それぞれ個人の肌悩みに合わせて使用成分が異なるため、どれが肌に合う化粧水なのかわからなことがほとんどです。
「まずはお試しでトライ→成分や使い心地が肌に合えば購入→リピート」という流れをつくることができます。

今回はサンプリングにより現行の新パッケージ商品の購入を促すことが可能なため、新規顧客の獲得につながります。
また、販売店でも化粧品1本をサンプルとして配布することで、買い物客の呼び込みの効果も期待できます。

【事例の概要】
・依頼主様:関西の化粧品メーカー(2022年7月)
・在庫処分に至った背景:パッケージ変更による在庫品
・買取商品:化粧水
・上代:5,000円
・買取数量:約1万個
・買取単価:200円
・再販先:販売店舗でサンプリング活用

使用期限がある化粧品在庫は弊社におまかせ

化粧水をはじめ化粧品は使用期限があるため、在庫を永遠に保管できるわけではありません。
量販店やドラッグストア、スーパーマーケットなどで急な返品やカット通達、パッケージ変更による返品などが生じた場合は直ちに商品を回収しなければならないため、メーカー側での対応が厳しくなります。
そんなときは、弊社におまかせください。
化粧水だけでなくサンプリングに活用できる乳液や美容液など全般的に対応を行っております。
いきなり在庫を抱えることになってもご安心ください。すぐにご連絡いただければ、見積もりから販売先の選定、お支払いまでスムーズにさせていただきます。


【著者紹介】 山本昌一山本昌一
株式会社shoichi代表取締役
所属団体:KanFa関西ファッション連合/日本繊維機械学会/JAFIC 一般社団法人日本アパレル・ファッション産業協会

大学在籍中からヤフーオークションでブランド商品・アパレル等の販売などを行い オークションで仕事をする自営業の道を選ぶ。 その後在庫処分ビジネスをスタートし、20年間在庫処分の業界に身を置く。 累計4000社のあらゆる在庫処分を手掛ける。

山本昌一プロフィール>>

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