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競争激化によって倉庫閉鎖を決めた雑貨ネットショップの買取事例【婦人用バッグ1000点】 | 株式会社Shoichi

競争激化によって倉庫閉鎖を決めた雑貨ネットショップの買取事例【婦人用バッグ1000点】

2022年10月15日 4:14 PM


新型コロナウイルス感染拡大の影響で実店舗の売上が落ち、アパレルや雑貨メーカーはじめさまざまなメーカーやブランドがネットショップを立ち上げました。
ネットショップで買い物をする人が急激に増え、もともとネットショップを展開していたメーカーやブランドの中には売上が低下し、在庫を抱えることが増えたと聞いています。
そこで、今回は雑貨ネットショップを運営する企業様から買取の依頼があったのでご紹介します。

ネットショップの競合激化による伸び悩み

新型コロナウイルス感染拡大の影響で「外出自粛」や「テレワーク推進」から「おうち時間」というワードが広まり、自宅で過ごすことが増えました。
その影響で、リモートワーク関連の家電やライフスタイルを充実させるための家電、美容家電などの需要が高まっています。
さらに、通信販売小売業も「おうち時間」が長くなったことで需要が高くなっています。

しかし、最近ではネットショップを展開する事業者でも競合が増えたことでこれまでより売上が下がったというお話も少なくありません。
特に大手企業のネットショップ参入が顕著だったため、小規模の事業者様は苦戦を強いられることになりました。
今までのように同じ商品を同じやり方で販売するというだけでは売れる世の中ではなくなってきているのが現状です。
競合他社と差別化できるところを見出し、オリジナリティのあるもの、価格訴求、顧客還元などさまざまな施策が必要となっています。

雑貨ネットショップの買取事例の概要


※写真はイメージです。

今回依頼があったのは関東に事業所のある雑貨ネットショップです。
別事業を本業で行いながら、ネットショップ運営も行っておられます。
一時期は倉庫にいっぱいの在庫を抱えても、良く回転し、新商品の仕入れを定期で行っていたと伺いました。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で新規のネットショップが増加し、競争が激化したことでセールを開催しても売れ行きが悪くなったそうです。
このタイミングで保管用倉庫の契約更新の時期となったため、倉庫閉鎖を決めたとのことでした。
売れ筋商品を残し、滞留在庫となっていた商品の処分依頼をいただきました。

【概要】
・買取商品:婦人バッグ
・上代:4,000円~6,000円
・買取数量:約1000点
・買取単価:400円
・再販規制:特になし
再販先:女性向けのアパレル・雑貨の小売店舗

依頼者のメリット

倉庫閉鎖を決めたことで商品を保管していた倉庫の契約更新までに在庫処分を完了する必要があります。
依頼から見積もり、商品確認後の入金まで約2週間とスピーディーに対応いたしました。
契約更新に間に合って助かったと喜ばれました。

オンラインショップのみを展開する企業様のデメリットとして、他の販売ルートがないためオンラインで売れなければそのまま在庫を抱えてしまうということがあります。
在庫を長期間ストックしておくと、保管場所の賃料がかさみ、いざ在庫処分となったときに、経年劣化により買取価格が低くなってしまうなどの問題があります。
倉庫に保管する在庫だからこそ、在庫数の把握と早めの判断を行うことで高価格買取が期待できます。

再販先のメリット

女性向けのアパレル・雑貨を取り扱う小売店様に卸販売を行いました。
小売店舗は販売商品のバラエティが多いほど売上が期待できるため、低価格で良品を仕入れられてよかったことと、オールシーズン販売できる商品なのもありがたかったと喜ばれています。
人気の店舗では、商品のラインアップが多く選択肢が多いほど売れる傾向にあります。
その中でも婦人バッグなどオールシーズンで使えるものは需要が高くなります。
シンプルなデザインであれば、幅広い年齢層に受け入れられるため、300点という数量も在庫過多にならず、最悪セールでも売りさばくことができます。

売れ残り在庫の現状を知ろう

世界で年間に廃棄されている衣類は約9200万トンほどになるといわれています。想像もできない廃棄量ですが、着数で換算すると約3,000億着ほどが廃棄されています。
アパレル産業では、ファストファッションの定着、売り逃がしの損失を防ぐなどという観点から大量生産を行いしっかり在庫を抱えて運営を行っています。つまり、売れ残りを前提とした生産ということになります。

衣類の大量廃棄は、CO2の大量発生による環境汚染につながることから、いま世間で注目されている「エコ」や「サステナブル」といった行動からはかけ離れています。
自分たちの未来をよりよく過ごすためにも、いま私たちができることはできるだけ廃棄を減らすことです。

廃棄をする前に「まだ必要としてくれるところがあるのではないか」「もっと違った方法で売れるのではないか」と考えてみてください。

弊社では、さまざまな販路で在庫処分に取り組んでいます。
商品に合った最適な販路を見つけており、お客様からも好評です。
弊社にお任せいただければ、必ず貴社の在庫商品の新たな活路をご提案させていただきます。

まずは一旦在庫を拝見させていただき、その上で買取価格を決定させていただきます。美品であればあるほど高額買取が狙えます。
とくに、ベーシックなデザインのものはトレンドアイテムよりも長期間売れる傾向があります。
倉庫に眠っている在庫や処分したいがどこに依頼すればわからない企業様はぜひ一度shoihiにご相談ください。


【著者紹介】 山本昌一山本昌一
株式会社shoichi代表取締役
所属団体:KanFa関西ファッション連合/日本繊維機械学会/JAFIC 一般社団法人日本アパレル・ファッション産業協会

大学在籍中からヤフーオークションでブランド商品・アパレル等の販売などを行い オークションで仕事をする自営業の道を選ぶ。 その後在庫処分ビジネスをスタートし、20年間在庫処分の業界に身を置く。 累計4000社のあらゆる在庫処分を手掛ける。

山本昌一プロフィール>>

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