アパレル仕事日記【2】
2007年6月26日 11:20 PM
エージェントのS氏から電話。
S氏「OPA展開のブランドが在庫余ってるらしいんよー。でも変な所には出したくないらしくて。山本君なら実績あるし、必要なら話通すけど。」
山本「えっと…どちらのブランドですか?」
S氏「●A●●●●●●●G●●●だけど…」
山本「マジですか!?超有名じゃないですか!!是非御願いします!!」
と、いうわけで来週商談。
ジャパンブランドとはいえ、処分を全く行わず、アウトレット無いと溜まりますよね…今回の在庫は上代で約2億。
単価がインポートほど高くないので、約3万枚。
うーん、かなり大案件だなと思いながらも、挿し値と売り方を考える。
来月仕入れたとして、1シーズンで2月までに売り切るためにはどうすればいいか…
在庫処分は商売の思考回路が、全くプロパーの商売と違います。
商品ありきで販売を考える。毎回毎回学ぶことが多く正に戦争ですが、それはいつしかノウハウとなっていくと思います。
ブランドイメージや、クライアントの意向を守りながら、どうやって商品を扱わせてもらうか…。
10年、20年、やりたい商売ではあります。
この商売に、出会えたことに感謝。
【著者紹介】 山本昌一
株式会社shoichi代表取締役
所属団体:KanFa関西ファッション連合/日本繊維機械学会/JAFIC 一般社団法人日本アパレル・ファッション産業協会
大学在籍中からヤフーオークションでブランド商品・アパレル等の販売などを行い オークションで仕事をする自営業の道を選ぶ。 その後在庫処分ビジネスをスタートし、20年間在庫処分の業界に身を置く。 累計4000社のあらゆる在庫処分を手掛ける。
山本昌一プロフィール>>