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起業支援総合ポータルサイト「ドリームゲート」に紹介していただきました。

不良在庫が「売れる商品」に化ける!年商10億をたたき出す在庫処分サービス「shoichi(ショーイチ)」

展開している事業内容・特徴
商品が一番輝く場所を見つける「在庫処分」。月間20万点の商品を扱う

モノを扱うビジネスで必ず直面する、在庫の取り扱い問題。いつまでたっても売れない商品が積み上がってしまったり、
生産過程で大量に規格外品が発生してしまったり……。そんな不良在庫化した商品をもう一度「輝かせる」ビジネスがある。

株式会社shoichi(ショーイチ)の在庫処分ビジネスだ。

在庫処分というと、安く大量にまとめて売りさばくイメージがあるが、
「shoichi」ではそれぞれの商品を一品一品「分析」し、「見せ方を考える」という作業を加える。

どこで、どのような売り方をすれば一番商品が輝くのかを考え、
物流や倉庫管理などもすべて含めて戦略化しているのがポイントだ。

まずは「分析」。「shoichi」では、買い入れた在庫品をABC分析して、売り方を決める。

たとえばレディースアパレル商品の場合、以下のような具合だ。

A 可愛くて、同じものが大量にある商品
→写真を撮り、小売業者に卸売りする。自社のネットショップなどで大々的に売り出す。

B 可愛いが、半端な数しかない商品
→写真は撮らず、個別に客先にニーズを聞く。小売業者にその場で選んでいってもらう。

C 可愛くない商品
→仕入れ値より安値でもすぐに売り払ってしまう。

そして次に、「見せ方を考える」。

たとえば黒いカットソーであれば、別のブランドのデニムと組み合わせて夏のセットとして売り出すなど、
商品が一番輝く方法を考える。その選択肢のひとつとして、「shoichi」では自社でネットショップを運営し、
小売りも手がけている。

レディースアパレルの通販サイト「Love Fashion Outlet」では、おしゃれブロガーのコーディネイトや
LAセレブのスナップを基にしたアイテム紹介など、まさに「見せ方」の工夫が満載。
とても不良在庫品を集めたとは思えないネットショップになっている。

「shoichi」の取り扱い品目は、アパレル、雑貨、電化製品、食品まで多岐にわたるが、
同社が最も強みを発揮するのはアパレル分野だそう。

「モノを甦らせる、よりよく見せるという観点からすると、服が一番可能性がある」と株式会社shoichiの代表取締役CEO・山本昌一氏は語る。
「例えば冷凍餃子はそれ以下でもそれ以上でもないですし、パソコンは皆が市場価格を知っているので、
単純な価格競争になるだけ。一方アパレルの場合、見せ方で商品の価値が大きく変わる。一番振れ幅が広い分、
こちらの戦略次第で色々な売り方ができます。それが、売る時にひと手間かけるうちならではの強みですね」。

在庫処分は売れば売るほど、どんどんモノが入ってくる商売。商品を輝かせる「売り方」を実践し続けることで、
この2、3年は新規営業をしていないにもかかわらず、業績は伸び続けているという。

2013年6月現在、年商は10億円。取り扱い点数は月10万~20万点を数え、3年前と比べ約2倍の規模になっている。

ビジネスアイデア発想のきっかけ
在庫処分ビジネスは一生の仕事になると感じた

山本氏が在庫処分ビジネスをスタートしたのは大学在学中。
元々ヤフーオークションを活用し、中古衣料品やブランド品の販売を手がけていた。

そんな頃、プラダの在庫品をイタリアから大量に買い付けて日本で販売している人物と出会い、在庫処分ビジネスに興味を持った。

「単純に面白いと感じたのと、在庫処分をビジネスとしてここまでの規模でできるなら、一生やっていける仕事だな」と考え、
大学卒業後そのまま独立した。ここから本格的に在庫処分ビジネスに携わるようになった。

在庫処分業で生計を立てている人たちは、60代以上の高齢世代がほとんどだそうで、
34歳(2013年6月時点)という若手の山本氏は、同業界では異色の存在だ。

しかし、高齢の同業者が新たな投資をし、今までのやり方を大きく変えていくことは難しい。
つまり時代のニーズに応えられるプレイヤーがほとんどいないマーケットというわけだ。
そこに異色の若手世代の山本氏が参入。既存業者には見えなかったチャンスが見えてきた。

誰も面倒くさくてやらないことに、徹底的な効率化で立ち向かう

「shoichi」が在庫処分ビジネス業界に持ち込んだ、「分析」し、「見せ方を考える」という作業。在庫化した商品をもう一度輝かせるためには、膨大な手間がかかる。「商品が雑多に詰め込まれている段ボールから、一点一点仕分けをして、在庫管理して、売り方を考えて。もう本当に面倒くさくて、誰もやりたくない作業です。でも、面倒くさければ面倒くさいほど、それをやれる人には価値がある」というのが山本氏の持論。

「僕は基本的に楽して儲けようという人間ではないんです。大変なことをできる限り効率化したうえで、粛々とやり続ける。そうすることで、『shoichi』の存在意義が大きくなり、誰も追いつけない存在になると思っています」。

「shoichi」では、手間のかかる作業を徹底して効率化する。たとえば在庫管理にITを駆使したり、段ボールの自動組み立て機を使ったり。そのような大小様々な効率化の取り組みが、「分析」して「見せ方を考える」という「shoichi」流在庫処分をビジネスとして成立させているのだ。

将来への展望

アパレル分野の在庫処分ビジネスでトッププレイヤーを目指す。在庫ビジネスの海外展開も視野に

現在年商10億円弱という規模にまで成長した株式会社shoichi。業界での存在感も大きくなっているが、
3年後には売り上げを現在の2倍にし、アパレル分野の在庫処分ビジネスでトッププレイヤーになることを目標に掲げている。

そして、今後は海外展開にも本腰を入れていく予定。中国をはじめとするアジアのアパレル生産地に拠点を置いて、
在庫処分ビジネスを展開していきたいという。日本で築いたノウハウを生かし、
「shoichi」が目指すのは、商社と問屋を合体させたような存在。
生産工場からの買い付け、在庫管理、物流、卸売りまでを一貫して手がける計画だ。

そして、ここでもキーワードになるのは、「面倒くさいことと向き合う」。

「たとえば中国の工場から不良在庫化したり検品落ちした雑多な商品を仕入れて、仕分けして、一つひとつ売り方を考えるなんて、面倒くさくて絶対に誰もやらないと思うんです。それを僕らはあえてやる。どんどん効率化して、在庫や物流も自分たちで手がけて、システムをつくる。それを中国、インドネシア、ベトナムとどんどん広げていくと、日本のこの商品は今ならベトナムに持って行けば一番輝くだろう、というような展開も可能になる。ここまでやればと誰も追いつけないですよね」。

面倒くさいことに正面から向き合って価値を生み出す。「分析」と「見せ方を考える」作業を
とおして商品を再び輝かせる「shoichi」の在庫処分ビジネスは、世界を舞台にまだまだ広がりそうだ。

紹介ページ

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