Q:在庫処分を依頼する際、企業秘密やブランド情報が外部に漏洩しないよう、貴社はどのような情報管理体制を敷いていますか?
2025年7月21日 1:44 PM
A:情報漏洩を防ぐための当社の情報管理体制
株式会社Shoichi では、お取引先様の企業秘密・ブランド情報を守るために、以下のような多層的かつ実務的な管理策を講じています。安心して在庫処分をご依頼いただける体制を整えておりますので、ご不明点がございましたらいつでもお問い合わせください。
1. 社内呼称と情報匿名化
ブランド名称を社内で口にしない運用
弊社が秘匿性が高いと判断した取扱ブランドはすべて独自の英数字コードで管理し、担当者同士の会話・社内システム・書類上でも実名は使用しません。
案件単位での情報遮断
ブランドコードを知るのは担当営業・倉庫管理の最少人数に限定し、他案件との突合ができないよう情報を分断しています。
2. 取引前ヒアリングと販売条件の厳守
販路規制条件を初回ミーティングで詳細ヒアリング
例:国内 EC のみ/越境 EC 不可、アウトレット店舗限定 など。
商品状態の取扱方針を確認
ブランドタグ・下げ札のカット有無、再ラベル貼付、事前に決定し、作業手順書として社内共有します。
テンプレート使用
テンプレートを使用することにより、ヒアリング項目が抜けることを防いでいます。
3. 契約・法的安全網
二重の秘密保持契約(NDA)
ご希望の取引先には 個別案件 NDA を締結し、違反時の損害賠償・差止請求条項を明記しています。
7. 物理的セキュリティ
一部のエリアは、スマートロックで倉庫区画を入退室管理。
防犯カメラで 30 日間録画、不審者・深夜入退室をアラート通知。
8. 在庫のライフサイクル管理
フェーズ
管理ポイント
主な対策例
保管
販路別区画保管
「国内」「海外」「アウトレット」など動線分離
お取引様へのお願い
商品のロゴ位置や特殊刻印の事前共有
事前に「どの部位にロゴがあるか」を写真で共有いただくと、加工計画をより正確に立てられます。
販路規制の優先順位付け
例:①国内 EC 禁止 > ②オフライン OK、など優先度を明示いただけると弊社システム上のアラート設定が確実になります。
お客様のブランド価値を守ることが、当社の最優先事項です。上記以外にも、ご要望に応じてカスタマイズした管理策をご提案可能です。どうぞ安心して在庫処分をご相談ください。
【著者紹介】
山本昌一株式会社shoichi代表取締役
所属団体:KanFa関西ファッション連合/日本繊維機械学会/JAFIC 一般社団法人日本アパレル・ファッション産業協会
大学在籍中からヤフーオークションでブランド商品・アパレル等の販売などを行い オークションで仕事をする自営業の道を選ぶ。 その後在庫処分ビジネスをスタートし、20年間在庫処分の業界に身を置く。 累計4000社のあらゆる在庫処分を手掛ける。
山本昌一プロフィール>>



































