【意見ください】ご飯を残さず食べるのが、本当に正しいことなのか。
2009年8月28日 11:36 PM
「ご飯は残さず、たくさん食べる。」
でした。
食事に行った残ったご飯は人の分まで残さず食べる。
寿司は45皿、ラーメンは最大4杯、カレーは1.3k、ちょっと大食いレベルですね。
それもこれも、家族が残した食べ物は全部食べるという母の姿を見て育ったからでしょう。
身長150cmの母は、家族の食事が終わった後も、カレーを2杯ぺろりとたいらげるような女性でした。
さて、そんな私のポリシーであり、価値観が、崩れる日がやってきたのは、23歳の春。
私は気付いたのです。
「たくさん飯を食った後は、眠いし、けだるいし…もしかして自分のあらゆるスペックが落ちているのではないか?」
当たり前のことですが、たくさん食うと眠くなる。
眠くなるということは、ただでさえ怠け者の私(達)が、さらに怠け者になる。
食うことは快楽で、食った後に寝るのも最高の快楽だが、食って寝た後に残るものは何も無いのではないか。(←当たり前)
それに、料理人は決められた量の食事を作る。俺達の胃の中を覗いてから、適量を作るわけではない。だから、残す人も居れば、足らない人も居るのは当然だ。
そう考えたわけです。
ただ、世の中の全ての事象にはメリット・デメリットが存在します。
それも検証してみました。
●残さず、たくさん食うことのメリット・デメリット
・食うことは基本的に快楽だ(神が与えてくれた)
・残さず食うことは、絶対に教育に良い。(絶対ね)
・残さず食うと、礼儀正しく見える。(→将来、モテる。)
・いっぱい食うと、健康な気がする。(気のせい。)
●残すことのメリット・デメリット
・その後の行動(特に仕事)に悪影響を及ぼさない。(お金もらっているのと一緒)
・小食、適量が最もカラダに良い。(沖縄人は長生き)
・中国では、食事を残す方が喜ばれるアル。(ここは日本なので却下。)
そして、自分の中で23年間を思い出して、思考を練りに練った結果、私は今後、食事を無理に食べないようにした。
理由は一つ。
・仕事に支障をきたすのがとにかくイヤ。
そう考えて、それまでの23年間で培った価値観を破壊したのである。
私は仕事のために、飯を残す。
大きな人生の価値観が決まっていれば、行動の指針は決まりやすい。
私は仕事のために、飯を残す。
でも仕事のためだから、次の日が休みで食事後に仕事がひかえていないなら、暴飲暴食しまくり!
いつか引退したら、好きな酒でも肉でも食い倒すでしょう。
食って寝て、食って食って寝て、食って寝て食う生活。いつ死んでもいい。
とはいえ、私の息子が飯を残した際に、私は息子をブン殴るでしょう。
生意気な息子はこういってくるはず。
「親父も飯を残すじゃねーか!特に昼飯!!」
その時私は、もう一発息子をブン殴りながら、こういうはずだ
「自分の人生で、最も重要な価値観が定まるまで、飯は残すな。」
(本文章を書いた時間 21分)
ちょっとオチが甘い。
【著者紹介】 山本昌一
株式会社shoichi代表取締役
所属団体:KanFa関西ファッション連合/日本繊維機械学会/JAFIC 一般社団法人日本アパレル・ファッション産業協会
大学在籍中からヤフーオークションでブランド商品・アパレル等の販売などを行い オークションで仕事をする自営業の道を選ぶ。 その後在庫処分ビジネスをスタートし、20年間在庫処分の業界に身を置く。 累計4000社のあらゆる在庫処分を手掛ける。
山本昌一プロフィール>>