●【自衛隊研修】組織・チーム全体の成果。
2007年10月12日 12:08 AM
僕の知人が、自衛隊(本物)の研修に行ったときの事でした。
昼間クタクタになるまで、体をシゴかれたあと、風呂に入り、部屋に戻る研修メンツ。
昼間クタクタになるまで、体をシゴかれたあと、風呂に入り、部屋に戻る研修メンツ。
「次の日は、早朝8時に集合してください。」
そう、鬼軍曹が言い放って、帰って行きました。
体の奥まで疲れ果てた研修メンツは、夜22時に就寝したそうです。
さてこれからが、さすが自衛隊。
早朝5時…
「特別召集!!5分以内に集合せよ!!」
大変だ!そらみろ来やがった!!とばかりに起きる研修メンツ。
超高速で準備をし、3分で出て行く人もいれば、遅い人も居る。
とにかく最後の一人が集合できたのは7分後でした。
鬼軍曹は、名の通り、鬼の形相で立っていたそうです。
「君たちは、5分で集合しなければいけないところを、7分で集合した!」
「yes,sir!!」
「2分の遅れだ!!2分は何秒だ!!」
「120秒です!!,sir!!」
「君たちは既に120回死んでいる!!よって腕立て120回だ!!」
「yes…sir!!」
早朝5時から、腕立て伏せ120回。
倒れそうになるまで頑張りながら、やりとおす研修メンツ。
そして、最後に整列をして鬼軍曹はこう聞きました。
「貴様らは5分で出てこれなかった!!一番悪い奴は誰だ!!」
(一斉に7分で出てきた人を見る研修メンツ。)
が、鬼軍曹が指したのは3分で出てきた、最も優秀な人でした。
「貴様は優秀にも関わらず他人を助けなかった。だからこの部隊は全滅した!!よって貴様の責任が最も重い!!」
さて、賛否両論ありますが、適用される状況も多いと思います。
我々も、常に全体に気を配り、自分の成果だけでなく、組織・チーム全体の成果を考えられる人間になりたいですね。
拙文にて
【著者紹介】 山本昌一
株式会社shoichi代表取締役
所属団体:KanFa関西ファッション連合/日本繊維機械学会/JAFIC 一般社団法人日本アパレル・ファッション産業協会
大学在籍中からヤフーオークションでブランド商品・アパレル等の販売などを行い オークションで仕事をする自営業の道を選ぶ。 その後在庫処分ビジネスをスタートし、20年間在庫処分の業界に身を置く。 累計4000社のあらゆる在庫処分を手掛ける。
山本昌一プロフィール>>