オカンと14000円のジャケットとまずいパスタ
2009年5月14日 11:33 PM
本日、オカンと会った。
妊娠している妹と一緒に、昼飯にパスタでも食うかと誘われたわけだ。
そのとき母が着用してきたジャケットは、母が僕の会社に手伝いに来てくれたときに彼女が自ら選んだもの。
「あら、これいいじゃない。」
彼女がそう呟いて手に取ったジャケットは、テレビ通販で14000円で売られていたものだった。
そしてそのジャケットは、僕が仕入れの際に「値段なんてつけようが無い。売る自信が無いから1着100円で買わせてもらおう…」と思ったペイズリー柄に小さく穴のあいたジャケット。
僕が売る自信のなかったそのジャケットは、あろうことか僕の母にこれ以上なく似合っていたのです。
どんな商品でも輝くことができるし、生きる場所はある。
イコール、高く売ることは出来る。
やはり、商売は自分の腕前とイメージ力だと強く感じました。
パスタは大して美味しくなかったけど、オカンに会えてよかった。
そんなことを再度思わせられた本日。
【著者紹介】 山本昌一
株式会社shoichi代表取締役
所属団体:KanFa関西ファッション連合/日本繊維機械学会/JAFIC 一般社団法人日本アパレル・ファッション産業協会
大学在籍中からヤフーオークションでブランド商品・アパレル等の販売などを行い オークションで仕事をする自営業の道を選ぶ。 その後在庫処分ビジネスをスタートし、20年間在庫処分の業界に身を置く。 累計4000社のあらゆる在庫処分を手掛ける。
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