株式会社shoichi

【タバコをやめたら10万円】ヒトの幸せは、自分の幸せ?

2008年5月24日 12:22 PM

●僕には10年来の友人がいるのだが、1ヶ月前からその友人と賭けをしています。
内容は掲題の通り、

【タバコをやめたら10万円あげる】

というもの。

ルールは下記。
・本人が、完全にタバコをやめたと思ったら、自己申告。山本が10万円をキャッシュで支払う。
・ガマンできなくなって、タバコを吸ったら罰金3000円。
・10万円もらっても、またタバコを吸ったら10万円返金。
・「タバコを吸ってない」とウソをついたら、罰として長谷川穂積級のパンチ。

面白い賭けだと思いませんか?

●僕はこの賭けを、生涯で3度行ったことがあります。

1度目は23歳のとき
10年来の親友、イクラ君と。
このときのルールは、「1ヶ月タバコをやめたら山本が5万円。吸ってしまったらイクラ君が3万円。」というルールでした。
残念ながら、このときはイクラ君が「タバコをやめる!」と言いつつ、3日後に居酒屋でタバコを吸っているのを僕の友人に発見されてしまいました。
尚、このとき僕が彼に事実を確かめたとき

山本「イクラ君、タバコ吸ってないよな?」

イク「う…うん、吸ってないよ…」

と言ったので、辰吉級のパンチと3万円。

KO負け。

2度目は28歳のとき
これも、10年来の親友、イシコ君と。
このときは、タバコを吸えないというストレスのあまり、ホンキの腹痛が2日間続くというアクシデントがハッセイ!!
ホンキで仕事も出来なくなり、右往左往したあげく、彼は3000円を払い、ドクターストップ。

KO負け。

3度目は今回。
これも、10年来の親友、イシコ君と。
現在、彼は禁煙を50日継続中。

●さて、2つのお話をしましょう。
タバコの話と、改善の話です。

●タバコの話
吸っていたひとはわかると思いますが、元来、タバコはやめられるものではありません。
タバコの依存性は、精神面、薬物面、共に強烈であって、常人よりも精神が相当タフでないと耐えられないのだそうです。
非喫煙者からしたら、親近者(例えば、親、旦那、恋人や友人)がタバコを吸っていたら、ウザッたいと考える人のは当たり前です。
ですが、自分が精神的タバコ依存&ニコチン中毒になった時、やめることが出来るのでしょうか?はなはだ疑問ではあります。

ちなみに、僕はタバコを吸ったことはありません。
しかし、話を聞いて、本を読んでいる限り、自分がタバコをやめれられるとは到底思えません。と、いうか、僕はゼッタイに無理でしょう(笑)

だから、僕は禁煙を失敗することが、悪いとは考えません。
それよりも、何度失敗しても、あきらめずに何度でも挑戦することが重要だと考えます。
100回失敗しても、周囲が非難せずに励まし続ければ、101回目に成功するかもしれない。
1000回以上失敗し続け、あきらめずに偉業を達成したエジソンのように、やり続けると言うことは、どこかで自分を信じ続けることと、イコールだと思います。

●改善の話
さて、ここで検討。
この賭けに、金額に見合うだけのメリットはないのでしょうか。

メリット
・親しい友人が、自分を良くしようとする、きっかけ作りになる。
・親しい友人が長生きする可能性が上がる。
・タバコをやめることによって、親しい友人の、周囲からの評価が上がる。
・一緒に居る時に、タバコのニオイがしない。
・食事のときに、「お前、メシの時にタバコ吸うな!!」とケンカすることもない(笑)
・タバコを吸わないことによって…塵もつもれば的に、大きな金銭的余裕と時間的余裕ができる。余った金と時間で、彼の可能性が広がる。
・友人が成長するのを見ているのは、気持ちがいい。
・etc…

デメリット
・10万円を、僕が失う。

なんとなく、10万円の価値があるような気がしてきませんか(笑)
彼がタバコをやめることに対してのメリットが、当事者の価値観から充分にあると判断できれば、ここで資金投下する価値があるのではないでしょうか。
また、賭けの相手が財布を同じにしている嫁さんや旦那さんで合った場合、賭け金は50万でも100万でも、資金投下する価値はあるのかもしれません。

特に、命と時間はお金では買えませんから。

●この話は、タバコに限ったことではありません。
もちろん、改善した方がよい習慣は、他にいくらでもあるでしょう。

まだまだ未熟で、悪い習慣もたくさんもっている僕が、「他人を改善する」なんて偉そうなことを言うつもりはありません。
でも、他人が今よりも良い「習慣」を選択するために、他人の背中を軽く押すことぐらいできる場面があるのではないか、と思います。

●おまけ
さて、ここで考えた人がいるのではないでしょうか。
「じゃあ、俺もタバコやめるからショーイチ10万くれよ!」と考えた人が。
残念だが、ここで僕が「ハイ、●●さんとも賭けをしましょう」ということは出来ません。
僕にも予算と言うものがあるからです。

が、よ~~~く、自分の胸に手を当てて考えてください。
上記のように「じゃあ、俺もタバコやめるからショーイチ10万くれよ!」と考えた人は、深層心理で「タバコをやめたい。きっかけが欲しい。」と考えている可能性が非常に高い。
そんなヒトは、別に10万なんかなくても、しっかり自分と向き合えば、タバコをやめれる可能性がじゅうぶんあるのでは、と考えますが、皆さんいかがでしょう?


【著者紹介】 山本昌一山本昌一
株式会社shoichi代表取締役
所属団体:KanFa関西ファッション連合/日本繊維機械学会/JAFIC 一般社団法人日本アパレル・ファッション産業協会

大学在籍中からヤフーオークションでブランド商品・アパレル等の販売などを行い オークションで仕事をする自営業の道を選ぶ。 その後在庫処分ビジネスをスタートし、20年間在庫処分の業界に身を置く。 累計4000社のあらゆる在庫処分を手掛ける。

山本昌一プロフィール>>

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