株式会社shoichi

某化粧品メーカー様の商品の大量在庫処分【シャンプー・トリートメント約5万点】

2023年9月15日 1:28 PM


生活していく上で欠かせないシャンプーやトリートメント。
最近ではたくさんの商品が展開され、有名タレントを起用したCMが流れ、シャンプー業界はこれまで以上に賑わっています。
私たち消費者としても、自分に合った商品を選んだり試したりするのは楽しい時間になっているのではないでしょうか。

さて、シャンプーやトリートメントは流行の移り変わりがさほど速くないため、美容や化粧品メーカーは在庫管理には困っていない?と思われがちです。
しかし、パッケージのリニューアルや製造期限の問題等で突然の在庫処分を余儀なくされることも多い業界なのです。
今回は、サロン専門のシャンプーやトリートメントを扱うメーカー様から、『スピーディーに在庫処分をしたい』『国内での再流通は避けたい』ということで、在庫処分約5万点の依頼をいただきましたので、処分事例としてご紹介いたします。

SNSが当たり前の今、人々の購買心理とは?


日本人の傾向のひとつに、『新しいもの好き』という特徴が挙げられます。(もちろんそうでない人もたくさんいますが!)
日本は海外に比べて新しい製品、建物、車が多く、ほとんどの日本人は新しい物に惹かれてしまう性格のようです。
更にSNSが時代の中心となっている最近では、たくさんの情報が短時間で広まるため、消費者がキャッチする情報がどんどん移り変わって、アップデートされていきます。
そして、新しいもの好きな私たち日本人は、“新しければ新しいだけ素敵!”という心理が強くなっている傾向があり、メーカー側もそれに合わせて新しい製品を作り出す、新しく見せる、といった手法で、その時々の時代やマーケットに合わせた販売戦略を立てているのです。

中身はほぼ一緒!?パッケージだけのリニューアル


メーカーは、自社の商品をたくさんの人に知ってもらうため、また購入してもらうため、さまざまな観点から販売方法やアプーチ方法を考えています。
例えばシャンプーの成分を変えたり、香りの種類を増やしたり、カスタマーサポートに注力したり等、他社と差別化を図るアイディアを見つけるため日々努力をしています。

よくある成功ケースのひとつに、中身や成分をほとんど変えずに外見のパッケージを変えるだけで、売上が大きく伸びるということがあります。
さきほど記載した日本人の購買心理を捉えた結果ですね。
みなさんもパッケージが気に入って、思わず何かを買った経験ってありませんか?
パッケージは商品の広告塔であり、その商品の良さをダイレクトに伝える役割があるのです。

しかし、パッケージ変更が行われた際、リニューアル以前の商品はどうなるでしょうか?
全て売り切り、綺麗にバトンタッチができればいいですが、現実はそうもいきません。
残った商品はそのまま販売することはできないため、『在庫』としてただ残ることになってしまいます。

シャンプー類には製造期限というものがある

アパレルや雑貨等と違って、シャンプーや化粧品には製造期限や使用期限というものがあります。
日本国内の化粧品の使用期限は、基本的に未開封で5年間です。(成分等により変わります)
期限が過ぎた商品は成分が変化し、使用すると肌トラブル等を引き起こす可能性があるため、化粧品メーカーは、商品を流通させる中でこの期限を絶対に守らなければいけないのです。

化粧品メーカー様のシャンプー・トリートメント処分事例


今回お取引をさせていただいたメーカー様からは、商品の製造期限の問題もあり、年に一度、継続してご依頼をいただいています。
また、シャンプーやトリートメント類の販売が本業ではなく、本業の方で倉庫を使わなければいけない事情もあったため、スピーディーな買取をご希望でした。

【買取事例概要】
・買取商品:サロン専門のシャンプーやトリートメント
・買取数量:約5万点
・買取単価:上代の4%~10%
・再販規制:海外で卸売り
・再販先:海外(東南アジア圏内)

商品のリニューアルとはいえ、ブランド毀損の可能性もあり基本的には海外にて全て販売することを条件にお取引をいたしました。
折角、商品をより良くしようとリニューアルをしたのに、ブランドイメージが下がってしまってはリニューアルの意味がなくなってしまします。
企業の長い未来を守っていくためにも、在庫商品は慎重に扱う必要があるのです。

そして、海外へ化粧品の輸出の場合は、安全データシート(MSDS)というものを提出しなくてはいけません。
海外輸出は書類が多く手間がかかるため、対応を避ける在庫処分業者もいます。
しかし当社は海外販路への実績が多数あり、スタッフに知識があるため、スムーズに手続きとご案内することが可能です。

今回は化粧品類ということで、肌質が似ている東南アジア圏内に輸出しました。
日本の化粧品は品質が良いため海外で大変人気があり、売れ行きは好調です!

ブランド毀損を起こさない在庫処分


販路規制などのご要望にも柔軟に対応いたします!
弊社は海外での卸売・小売販売のルートを確立しているため、“国内での再流通は避けたい”などのご希望があれば、海外で販売することが可能です。
海外輸出をご希望の場合は、メーカー様をお待たせすることなく必要書類や手続き方法をご案内させていただきます。

多数のメディアにも紹介されている当社だからこそ、透明性が高く安心してお取引いただけます。
ぜひ一度お気軽にお問い合わせください。


【著者紹介】 山本昌一山本昌一
株式会社shoichi代表取締役
所属団体:KanFa関西ファッション連合/日本繊維機械学会/JAFIC 一般社団法人日本アパレル・ファッション産業協会

大学在籍中からヤフーオークションでブランド商品・アパレル等の販売などを行い オークションで仕事をする自営業の道を選ぶ。 その後在庫処分ビジネスをスタートし、20年間在庫処分の業界に身を置く。 累計4000社のあらゆる在庫処分を手掛ける。

山本昌一プロフィール>>

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