株式会社shoichi

売上不振による和装小売店の店舗縮小【和装着物・小物2t車約1台分】

2022年12月01日 8:13 AM


着物や帯、和装小物は職人さんがひとつひとつ織り上げていくものがほとんどで、一点ものの魅力があります。
しかし、着物業界は1980年代がピークで、それ以降は縮小傾向だと言われています。
今回は、和装小売店様の在庫処分依頼のご紹介します。

和装業界の業績不振について

着物市場は1980年代をピークに現在は6分の1までに縮小しているといわれています。
ファストファッションやハイブランドの台頭などにより「着物離れ」となってきている現代。
日本の伝統的衣装とはいえ着付けの困難さや高額なことから着物が身近ではありません。

そして、2020年に発生した新型コロナウイルスの影響で着物販売会や展示会、成人式、七五三などが軒並み中止となり、和装小売店や和装問屋はさらに厳しい状況を強いられることになりました。

着物のマーケットが普及していかないのは、新規顧客を獲得する企画やアイデアが不足していることが理由のひとつとなっているようです。
着物業界では価格競争が激化し、あまり変わり映えがない状況です。

絢爛豪華で高級、冠婚葬祭のような堅苦しいイメージではなく、気軽で身近な衣服として若者世代に浸透すれば、今後の盛り返しも期待できるかもしれません。

和装買取事例の概要


この度、新型コロナウイルスの影響で売上不振になった和装小売店より店舗を縮小するため在庫処分の依頼をいただきました。
関西で複数店舗を展開されていましたが、店舗数を減らして営業を継続されるそうです。
閉店予定の店舗内の在庫商品が対象ですが、在庫リストを作成されておらず、商品も1点ものが多いとのお話でした。
在庫リスト作成の手間を省いていただくため、お店までお伺いし商品を1点ずつ確認して買取金額の査定をさせていただきました。

・買取商品:和装着物、和装小物
・上代:ものによってさまざま
・買取数量:2t車約1台分
・買取単価:160万円
・再販規制の説明:再販規制なし
・再販先:和装小売店

再販規制は特に無かったため、和装商品の卸売業者にコンタクトを取りました。
小売店がちょうど和装商品を探しているとの連絡があったため、そちらの卸業者に再販売して完了しました。

依頼者と再販売先のメリット

【依頼者のメリット】
店舗を縮小するため在庫商品の保管場所が無く、困っておられました。
また、1点ものが多いので特に在庫リストを作成していなかったため、買取査定を他社に断られていたようで、とても喜んでいただけました。
1点ものばかりでリストも無いとなると、在庫処分業者での買取査定の手間が増えるので嫌がられたようです。
弊社は「在庫一掃買取」を行っていますが、「買い取ってもらえない商品もあるかと予想していた」とのこと。しかし、すべて買い取りさせていただいたので、喜んでいただけました。

【再販売先のメリット】
新しく和装商品を探していたタイミングだったため、低価格で仕入れが行えたととても喜ばれました。

和装業界が在庫処分に困難する理由とは?

和装商品はアパレルの中でも市場が縮小傾向にある上に、和装に特化している業者でないと扱わないため在庫処分が難航しやすい分野です。

弊社の取引先でも和装に特化している業者は少なく、在庫処分ができるまで長期化することが予想されます。
今回は、早めに連絡を頂いていたのですが、再販先を探すのに3ヶ月かかってしまいました。

弊社は再販先が決まってから買取を行う仕組みなため、ほかのアパレルより和装ものは時間がかかるということをご理解ください。
通常のアパレルでは、最短5営業日で買取金額の支払いまで終わります。

再販先が決まってない状態で買取を行う業者も中にはありますが、再販先がみつからなかったと後で連絡が来たりすることがあるため、トラブルになりやすいです。
結局スムーズに買取ができなくなるといった結果になってしまいます。

弊社では、お客様にご迷惑をおかけしないために、必ず再販先を見つけてから取引を行いますので、ご安心ください。

shoichiの在庫処分におけるメリット

・一括買取
・幅広い商材への対応
・豊富な再販経路
・ブランド毀損のリスクなし

弊社の販路は幅広く、海外卸売小売・国内卸売小売、ノベルティ、サンプリングなど販路も充実しています。
お客様の属性、ユーザーを把握し、商品の市場価値を落とすことなく在庫処分を行っております。
契約時に決定した販路規制は遵守して、安心していただけるお取引を心がけています。
今回の2t車1台分のように大ロットの在庫品の場合もお任せください。
B品在庫やタグカット、タグの付け替えなども行っております。

ぜひ、どんな商品でも在庫処分に関して少しでもお悩みの方は、お気軽にご相談ください。


【著者紹介】 山本昌一山本昌一
株式会社shoichi代表取締役
所属団体:KanFa関西ファッション連合/日本繊維機械学会/JAFIC 一般社団法人日本アパレル・ファッション産業協会

大学在籍中からヤフーオークションでブランド商品・アパレル等の販売などを行い オークションで仕事をする自営業の道を選ぶ。 その後在庫処分ビジネスをスタートし、20年間在庫処分の業界に身を置く。 累計4000社のあらゆる在庫処分を手掛ける。

山本昌一プロフィール>>

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