株式会社shoichi

雑貨メーカーの倉庫スペース確保のための在庫処分【保冷エコバック20,000点】

2023年6月10日 4:04 PM


企業がビジネスをおこなう上で避けたいものはいくつもあります。
原料費の高騰や経済環境の変化など様々ありますが、機会損失も企業が避けたいものの1つでしょう。
販売のチャンスがあったにもかかわらず、チャンスを逃しているのですから当然です。

機会損失のケースとしてよくあるのが、在庫切れです。
在庫がないために、販売の機会を逃してしまったというケースは少なくないでしょう。

企業としては在庫切れによる機会損失を避けるために、十分な在庫の確保をしています。
しかし在庫は適切な保有量を超えると、いくつかの問題を新たに生み出します。

今回紹介する事例は、雑貨メーカー様の事例です。
今回在庫処分の対象となった保冷エコバックは売れ行きが好調な一方で、在庫が倉庫を圧迫しているという二面性を抱えていました。
新商品の入荷があるため、雑貨メーカー様から約20,000点の保冷エコバックを在庫処分するように依頼をいただきました。

余剰在庫が抱えるリスクは多数


人気商品のため大量に仕入れをおこなった結果、多くの在庫を抱えてしまうケースは決して珍しいケースではありません。
仕入れにデータを用いたアプローチをしたとしても、ニーズが読み切れないケースはあります。

予想よりも商品が売れないと、商品は余剰在庫ということになります。
確かに余剰在庫があれば、急に大量の売上が発生した場合や新たに仕入れる必要がない点など、いくつかのメリットがあるでしょう。

一方で余剰在庫は、残念なことにデメリットな面も少なくありません。
特に以下3点に関しては、余剰在庫が抱える明確なデメリットとなります。
・倉庫スペースの圧迫
・余剰在庫の管理コスト増加
・キャッシュフローの悪化

1つ目の倉庫スペースの圧迫は、実にシンプルな問題点です。
在庫が増えれば増えるほど、多くのスペースを必要とするため、倉庫内の余剰スペースは減ってしまいます。
余剰在庫は売れる見込みがないため、倉庫のスペースを確保し続けてしまいます。
別の商品や新商品を倉庫に保管したい場合でも、倉庫にスペースがないという展開も起こり得るでしょう。

2つ目の余剰在庫の管理コスト増加は売れにくい商品にもかかわらず、コストがかかるので深刻な問題です。
在庫の移動や点検、数量の確認など在庫を管理するにも、相応のコストが必要です。
在庫が増えれば増えるほどコストも増えるので、余剰在庫が多く発生した場合には比例するように、管理コストも増加します。
余剰在庫は売れにくい商品にもかかわらず、コストがかかり続けるため、大きなマイナスとなるでしょう。

3つ目のキャッシュフローの悪化は、在庫が消化できないことで企業経営を圧迫します。
在庫となる商品や構成する部品には当然ながら、仕入れのお金がかかっています。
仕入れのお金は商品が販売できれば回収が可能です。
一方で余剰在庫となり、販売ができない場合には仕入れにかかったコストが回収できないため、財政的に企業経営を圧迫する形になります。

人気商品を扱っている場合には、つい多くの在庫を抱えたくなるのが自然な心理状態でしょう。
一方で余剰在庫はメリットにもなる一方で、明確なデメリットがある点を忘れてはいけません。

雑貨メーカー様の在庫処分事例


今回在庫の買取依頼をいただいたのは、雑貨の企画生産をしている大手の雑貨メーカー様になります。
対象となった商品は保冷エコバックです。
商品の売れ行きとしては非常に好調でしたが、新商品を入庫するためのスペースが必要となったために、在庫処分の対象となりました。

データ上とは異なり、実際の倉庫では物理的な制約があるのでスペース確保等のやりくりが必要不可欠です。
倉庫が一杯となった場合、商品を新しく入庫するためには倉庫内の在庫を処分する必要性がでてきます。
今回の在庫処分依頼は、新しい商品を入庫するための在庫処分です。

在庫処分の対象となった商品数は全部で約20,000点になります。
1点あたり150円で仕入れさせていただいたので、買取総額は300万円となっています。

今回は再販時の販路規制はありませんので、仕入れ後は弊社の物流倉庫内で展示会をおこない、セット販売をおこないました。
全国の小売店に向けて卸売をおこない、在庫は無事に消化しました。

【買取事例概要】
・買取商品:保冷エコバック
・買取数量:約20,000点
・買取単価:150円
・買取総額:300万円
・再販規制の説明:販路規制なし
・再販先:展示会でのセット販売による卸売り

適切な在庫量を保つことは多くの企業にとって、永遠の課題ともいえる問題です。
市場のニーズと供給量のバランスの見極めが難しい点はもちろん、倉庫のキャパシティなど様々な要因が絡むからです。
今回紹介した雑貨メーカー様のように、人気商品でも在庫過多になるケースも決して少なくありません。

大ロットでも対応できる体制を整えた弊社におまかせください
今回紹介しました雑貨メーカー様のように、余剰在庫に悩んでいるお客様は非常に多くいらっしゃいます。

適切な在庫量は急激なニーズの増加にも耐えうるなど、需要と供給のバランスをコントロールに役立つある種の“緩和材”のような役割を担っています。
一方で、たとえ人気商品であったとしても、在庫量が過剰となった場合には緩和材としての役割は果たせません。
むしろ余剰在庫が抱えるデメリットの方が多く働いてしまう結果となるでしょう。

余剰在庫のデメリットを理解しているとはいえ、ビジネスをしていれば、過剰在庫が生まれてしまう場面もあります。
余剰在庫は売れ残った商品のため、余剰在庫の対処は一筋縄ではいきません。

もし余剰在庫にお困りであれば、弊社にお話を伺わせていただければと思います。
弊社では大量の在庫・大ロットでも対応できる体制を整えており、物量倉庫を各地に構えているため、大口の依頼でも対応可能です。
また在庫処分は貴社のスケジュールにあわせて、取引をおこなっています。

急な返品で倉庫が満杯、入荷する商品のために在庫をどうにかしたいなど様々なニーズに対応いたします。
大量の在庫にお悩みのメーカー・企業様は、大ロットでも対応できる弊社までぜひご相談ください。
お問い合わせをお待ちしております。


【著者紹介】 山本昌一山本昌一
株式会社shoichi代表取締役
所属団体:KanFa関西ファッション連合/日本繊維機械学会/JAFIC 一般社団法人日本アパレル・ファッション産業協会

大学在籍中からヤフーオークションでブランド商品・アパレル等の販売などを行い オークションで仕事をする自営業の道を選ぶ。 その後在庫処分ビジネスをスタートし、20年間在庫処分の業界に身を置く。 累計4000社のあらゆる在庫処分を手掛ける。

山本昌一プロフィール>>

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