在庫回転率について
2013年1月31日 1:30 PM
■在庫のレベルを見る指標に在庫回転率があります。
在庫回転率は在庫回転期間の逆数です。
在庫は多い、少ないという場合、在庫回転期間でもみることができます。
でも、在庫回転率の方がよく使用されているようです。
在庫回転率は、
出庫金額(年間の売り上げ)
在庫回転率(回)=——————————
在庫金額(棚卸資産)
(期首在庫+期末在庫)/2
で計算します。
在庫回転率は在庫が1年間に何回入れ替わっているか(回転しているか)ということです。
例えば
在庫回転率が2回ということは、在庫が、1年間で2回入れ替わっているということです。
つまり、6ヶ月で売り上げになっているということです。
もちろん、在庫回転率が多い方がよいです。
在庫が何ヶ月も滞留していれば、その在庫にかかった費用(現金)は売り上げにかわっていません。
現金(キャッシュ)がなくなります。
在庫回転率をチェックする場合に重要なことは、過去からの推移をみたり、同業他社と比較することです。
データは必ず毎月 または毎週見たほうがよいです。
決算の時のように棚卸資産を厳密に計算する必要はありません。
在庫数を把握してそれに製造原価などをかけて在庫金額を把握します。
そして在庫回転率をチェックします。
必ず推移を見ます。
できれば、部品、原材料、完成品などの品目別にチェックできれば、さらによいですね。
在庫回転率が悪くなっている品目は、必ず原因を調査する必要があります。
弊社は、「眠れる在庫に魂を与え、再び輝くステージを与えます!」という理念の元、
対法人・企業に特化し、状況に応じた最適な在庫処分代行業を行っておりますので
まずはお気軽にお問い合わせください。
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あああ
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【著者紹介】 山本昌一
株式会社shoichi代表取締役
所属団体:KanFa関西ファッション連合/日本繊維機械学会/JAFIC 一般社団法人日本アパレル・ファッション産業協会
大学在籍中からヤフーオークションでブランド商品・アパレル等の販売などを行い オークションで仕事をする自営業の道を選ぶ。 その後在庫処分ビジネスをスタートし、20年間在庫処分の業界に身を置く。 累計4000社のあらゆる在庫処分を手掛ける。
山本昌一プロフィール>>