商品ラインナップ一新に伴う旧商品の在庫処分のお話 -生活雑貨メーカー-
2016年8月07日 8:53 PM
これまでに様々な商品の在庫処分の流れをご紹介して参りました。承る理由として、廃業に伴う在庫処分の割合が多いとお話させて頂きましたが、まれに、これから書かせて頂く生活雑貨メーカー様ような場合もあります。
ある日、いつものようにShoichiへ在庫処分の御依頼がありました。フレグランス商品をメインに製造販売されいている生活雑貨のメーカー様からでした。
この度、ラインナップを一新したいからということで、フレグランスの旧商品について、Shoichiへ在庫処分のご依頼を下さったのです。
在庫処分品のリストを確認させて頂くと、全部で20万点もありました。
香水、アロマオイルやアロマキャンドル、アロマソープ、アロマミスト、サシェ、トイレの芳香剤、ルームフレグランス等、多種類の商品です。
そしてShoichiの在庫処分の流れをご説明し、さらにヒアリングを重ねます。
すると、先方様は海外への輸出を御希望されました。
海外では、日本のフレグランス関連商品は、お洒落で品質も良く、大変好評で需要があるのとこと。ただ、香水を海外へ輸出するとなりますと、その成分が重要になってまいります。
(ご参考までに、アルコール度数が60%未満の香水であれば「化学物質等安全データシート(MSDS)」提出すると輸出可能です。)
今回に関しましては上記の条件はクリアし、海外販路も割と早く見つかり、問題無く在庫処分のお話が進んだのです・・・が、しかし、なんせ総額で1000万円近いお取引です。
そして、初見のお客様です。
少し不安もあったと思います(お互いに)。
なので、そこは不安を解消しながら手続きを進めることにさせて頂き、フレグランス商品着荷後に振込という流れを、実際に目で確認しながら進めていくとになりました。
川崎の倉庫前で先方様の役員クラスの方と弊社Shoichiスタッフとで、フレグランス商品の出荷の瞬間をチェックするという、何とも言えない、スリリングな映画さながらのシチュエーションです。
緊張感漂う中、無事滞り無く在庫処分品の出荷を見届けたその場で、間髪おかず、Shoichiスタッフは弊社の経理担当に電話。
すぐに代金を振込ませて頂き、現場で先方様にご確認頂きました。手前味噌で恐縮ですが、ここまでの流れは実にスピーディーで、Shoichiにしか出来ないことではないか!と誇りに思っています(笑)
全て完了し緊張が解け、先方様と固い握手を交わしました。その後ご親切に駅まで送って頂きまして、お別れ致しました。
我々スタッフも、駅前のカフェでコーヒーを飲み休憩致しました。ほっと一息出来たところで、社に戻りました。とても長く感じた一日でした・・・。
ともあれ、無事にお客様の在庫処分のお取引ができ、本当に良かったです。
さて、弊社Shoichiでは今回のような生活雑貨も在庫処分品として、お取り扱い可能です。ご不明点がございましたら、是非一度お問い合わせ下さい。可能な限り、御希望に沿った形で在庫処分をさせて頂きたいと思います。
【著者紹介】 山本昌一
株式会社shoichi代表取締役
所属団体:KanFa関西ファッション連合/日本繊維機械学会/JAFIC 一般社団法人日本アパレル・ファッション産業協会
大学在籍中からヤフーオークションでブランド商品・アパレル等の販売などを行い オークションで仕事をする自営業の道を選ぶ。 その後在庫処分ビジネスをスタートし、20年間在庫処分の業界に身を置く。 累計4000社のあらゆる在庫処分を手掛ける。
山本昌一プロフィール>>