株式会社shoichi

催事後の処分事例 アパレル【1438点】

2019年7月27日 7:24 PM

某有名メーカーでは、展示会サンプルや検品時にB品としてはじかれた商品をファミリーセールで販売しています。
展示会は毎年定期的に行います。
このサンプルは通常のルートでは販売はできないため、一定数は必ず在庫として抱えています。
また、検品時のB品はどうしても発生してしまうもの…。
この通常販売できない在庫品を定期的にファミリーセールとして格安で販売していました。

このファミリーセール後に売れ残った商品を、商品ごとに棚に戻す作業があります。
この法人の税務上、棚に戻す際は商品ごとにカウントをしなければなりません。

毎回のファミリーセールで2800点程度を催事に投入し、1500点程度の売れ残りがあります。
この売れ残った商品を棚に戻す作業を2人体制で行っていました。
2日間は作業時間に取られるため、かなりの手間を取られることになります。
定期的に展示会サンプルとB品は出てくるため、棚に戻しても次回のファミリーセールで販売できるかどうか…という商品です。
つまり、利益を生まない商品の棚戻しのために人件費がかかっている状態でした。

お取引内容

催事が終わったタイミングで、売れ残った商品の見積もり依頼をいただきました。
メーカーによると、催事で利益が出た額と在庫処分で発生する赤字額が同じくらいだったそうです。
そのため、2人体制で2日間の棚戻しの作業をさせるよりも、そのまま在庫処分をしてしまおうという話になりました。

ファミリーセールなどの催事後の売れ残り商品は、何度も売れ残り、何度も催事に出ていた商品です。
それだけ売れ残るということは、在庫商品の中でも手強い商品となります。
ですがそういった商品も、メーカーやブランドのイメージ・売れ筋から外れていると言うだけで、そういった固定のイメージから離れると売れる商品に変わります。
アパレル商品は流行にも左右される商品ですので、早めに在庫処分されたほうが高値での買取が可能になります。

査定金額

商品単価190円で1438点を一括買い取りさせていただきました。


【著者紹介】 山本昌一山本昌一
株式会社shoichi代表取締役
所属団体:KanFa関西ファッション連合/日本繊維機械学会/JAFIC 一般社団法人日本アパレル・ファッション産業協会

大学在籍中からヤフーオークションでブランド商品・アパレル等の販売などを行い オークションで仕事をする自営業の道を選ぶ。 その後在庫処分ビジネスをスタートし、20年間在庫処分の業界に身を置く。 累計4000社のあらゆる在庫処分を手掛ける。

山本昌一プロフィール>>

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