株式会社shoichi

アパレルOEMメーカーからの在庫生地の買取 デニム生地【2200m】

2020年8月30日 10:19 PM

デニム生地
国内のアパレルOEMメーカーから在庫生地の買取依頼がありました。
日本ブランドのOEMを行っているメーカー様です。

バングラデシュの工場で縫製している日本のブランド商品を作る予定で生地を仕入れたところで、コロナウイルスの関係もあり生産途中にキャンセル依頼が来ました。

生地はデニムで、ブランドのデニムパンツを生産する予定でした。
まだ縫製前だったので、生地の状態で在庫となってしまいました。

海外のアパレル工場の現状

海外工場
コロナウイルスの影響で、世界的にアパレル業界は低迷しています。
海外のアパレル工場では、仕事が無いために工場の閉鎖が増加しています。

また、都市のロックダウンの影響もあり、製品の輸出ができず納期遅れも相次いでいます。
日本のアパレルメーカーの場合、海外工場が納期遅れを起こしても、代金を支払い商品を購入することが多いのですが、海外のアパレルメーカーではそうはいきません。
納期遅れは契約違反ということで、一発キャンセルが当たり前です。
コロナウイルスなどの外的要因であってもお構いなしです。

そういったシビアな契約の背景もあり、海外のアパレル工場は現在苦しい状況に陥っています。
特にバングラデシュの工場では、海外ブランドの大きな仕事を取っているので、こういった契約解除が深刻な状況を招きます。
弊社でもアパレルの生産を海外工場に依頼することがあるため、工場閉鎖の情報には胸が痛みます。

生産コストを下げるために、アパレル先進国が人件費の安い国に生産工場を作るのがいまや当たり前になっています。
アパレル工場では、生地の調達や物流のスムーズさも大切で、その観点から候補地を選び工場を誘致し、現地の方が技術を習得してはじめて生産工場として稼働できます。

バングラデシュの工場を見学したときに、人件費の安さにも驚きますが、縫製職人の技術レベルの高さにも目を見張りました。
こういった海外のアパレル工場の支えが合って、今のアパレル業界は成り立っています。
コロナウイルスが収束すれば、アパレル工場も再開しますが、腕のいい職人たちが技術を活かすことができない現状をとても悲しく思います。
弊社でも、この窮状を打開できるような企画を打ち出していきたいと考えています。

在庫生地の買取事例

在庫となったデニム生地は、ブランド向けの品質の良いものです。
何か商品を作ることも考えたそうですが、売り先が見つからず断念されたそうです。

コロナウイルスの影響でOEM生産の受注も減少傾向で、現状の低迷状態がいつまで続くか読めない。
生地も時間が経過するほど生地不良が起こりやすくなります。
在庫として置いておくより、少しでも現金化しようと弊社に依頼いただきました。

バングラデシュ工場に生地があったので、工場からShoichi指定の倉庫へ移動してもらいました。
Shoichiは縫製前の生地でも買取ることができます。

■デニム生地
数量:合計2200m
単価:180円/1m

SDGsジーンズ
買い取った在庫生地で弊社のエシカルプロジェクト商品『SDGsJEANS(エスディージーンズ)』を制作する予定です。
shoichiでは、廃棄される生地から作ったデニム製品を販売しております。

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【著者紹介】 山本昌一山本昌一
株式会社shoichi代表取締役
所属団体:KanFa関西ファッション連合/日本繊維機械学会/JAFIC 一般社団法人日本アパレル・ファッション産業協会

大学在籍中からヤフーオークションでブランド商品・アパレル等の販売などを行い オークションで仕事をする自営業の道を選ぶ。 その後在庫処分ビジネスをスタートし、20年間在庫処分の業界に身を置く。 累計4000社のあらゆる在庫処分を手掛ける。

山本昌一プロフィール>>

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