コロナの影響で売上不振となった家電販売店の在庫買取事例【マッサージチェア30点】

コロナによる売上不振は、今でもさまざまな業態に影響を及ぼしています。
閉店や事業縮小など余儀なくされている企業が後を絶ちません。また、在庫を抱えてしまい、その在庫をどう処分したらいいかわからない小売業や量販店なども非常に多い現状です。
今回は、以前弊社が取引があった関西の家電販売店さまより、2022年春に在庫買取依頼をいただいた事例です。
依頼背景から買取金額、双方のメリットなども合わせてご紹介します。

2022年の家電事情

実は、コロナ禍では「巣ごもり需要」として家電量販店の増益が続いていましたが、巣ごもり需要も一巡したことにより大手家電量販店は2022年に利益が下回ったことを発表しました。
参考：https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220509/k10013618071000.html

コロナウイルスが感染拡大した2020年は、一時給付金や持続化給付金などの支援金支給やおうち時間を充実することに注目が集まったため、家電製品の販売が好調でした。中には、最高利益をもたらした某大手家電量販店もあります。しかし、2021年には巣ごもり需要も低くなり、外出する人が徐々に増えたり、天候不良なども相次いで、エアコンなどの季節商品かつ高額商品の売上が低迷するといった家電量販店が多かったようです。

今後もコロナウイルスや物価上昇、原材料の高騰などの懸念点がありますが、変化する需要に対応するべくEC事業を強化する家電量販店が目立ちます。
参考：https://dempa-digital.com/article/315825

買取事例

2022年春に関西の家電販売店よりマッサージチェア買取の依頼連絡がありました。
コロナの影響で売上不振もあり、滞留在庫を処分する決断に至ったそうです。
商品はマッサージチェアですが、モデルチェンジが合った商品のため売れ行きが鈍ったとのお話でした。
現状家電量販店で販売されている商品のため、家電量販店以外で再販をしてほしいと希望がありました。
当日に見積もりを出し、すぐに了承をいただいたので、商品を発送していただきました。
商品到着後に検品し、問い合わせがあってから約2週間で買取金額支払い完了しました。

・依頼主：関西の家電販売店
・買取商品：マッサージチェア（モデルチェンジ品）
・上代：248,000円
・買取数量：30点
・買取単価：38,000円
・再販先：家電も扱うロードサイドの雑貨チェーン店

依頼先のメリット

マッサージチェアは商品自体が大きく、30点という少ない数量ですが、保管場所の確保が大変だったということ。
モデルチェンジ品だったこともあり、問い合わせをしてから2週間という早さで在庫処分できて良かったと喜ばれました。

再販先のメリット

再販先は家電量販店を避け、ロードサイドの雑貨チェーン店に卸しました。
上代が高額商品だったため、セール価格販売を行いお客様に喜ばれました。
さまざまな商品を取り扱っているため、店頭商品のバラエティを増やすことで売上のアップにつながっているとのこと。
現在、仕事や日常でのストレス解消や健康志向の人が増えていることから、リラクゼーション商品の需要が高まっているのも後押ししているかもしれません。

家電の見積もりについて

家電の見積もりは、品番や型番などをネット検索し、商品を確認して見積もりを出しています。
とくに、電化製品の場合は、実際に商品を確認しなくても型番から製造年月日もわかるため、経年劣化の状態がある程度把握することができます。
型落ち商品であることや相場感などの情報もネットで把握できるため、見積もり自体はスピーディーに出すことが可能です。
見積もりは最短で当日、支払いは最短でお問い合わせの翌日の実績があります。

見積もり金額を上げてほしいと希望があった場合は、サンプル取り寄せを行い、 実際の商品を確認して再見積もりを行うこともあります。
※有名メーカーの現行商品でない限り、買取価格はかなり安くなってしまいます。 製造年月日が浅いほど売れる確率が上がるので、早めの在庫処分がおすすめです。

家電在庫をお持ちの企業様へ

弊社はさまざまな販路を持っているので、依頼主さまの希望に合わせた販売経路を選定させていただいております。
小売りによって処分しますので、市場価格への影響は最小限、ブランド毀損を起こしません。
また、家電製品は製造年月日が浅いことや型番が比較的新しいものの方が売れやすくなる傾向にあります。

在庫を滞留せずにまずはお気軽にご相談からでも承っています。
在庫処分を少しでも検討しているなら、ぜひshoichiへお問い合わせください。