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アパレル業界のサスティナブルの動き | 株式会社Shoichi

アパレル業界のサスティナブルの動き

SDGs
サスティナブルは最近世界中で注目されているキーワードであり、SDGsのように国際的な社会問題の提起の中でも提唱されている切実なものとなっています。
SDGsでは地球環境や社会問題を中心に様々な目標を掲げており、人間が安全に生活するためには地球環境と意識のあり方をしっかりと定義しなければならないと言う内容となっているのが特徴です。
その中でも、環境破壊の抑止や平等性の確保は非常に重要なテーマとなっており、これらの実現のために具体的な項目を掲げて国際協力のもとで進めていこうと言うのがSDGsの考え方ですが、このサスティナブルの考え方をアパレルの世界でも様々な企業が実践し始めている事はあまり知られてはいません。

単純に地球環境保護と言う観点では様々な試みが多くのブランドでなされてきました。
いくつかの大手アパレルメーカーでは動物の毛皮を使用するのを廃止し、これらのアイテムに合成皮革などを利用することで動物の生態系の保護と乱獲の防止を実現する試みを行っています。
しかしこのような試みはあくまでもその一端を示したものとなっており、サスティナブルの総合的な考え方の一端を示したものに過ぎません。

サスティナブルは日本語では「持続可能な」と訳されることが多いのですが、これは人間が生活していく上で様々な地球上の連鎖を止めないように考えられた生産活動や消費活動のことを指します。
これまで人間は多くの場面で自然を破壊し自らの利益につなげてきました。
そのために壊滅した自然環境や絶滅した動植物も計り知れないものとなっています。
加えて生産活動の中で排出した多量のゴミや汚染物質は地球環境を破壊することにつながり、現在最も叫ばれている地球温暖化の原因もこれにより生み出されたものと考えられているのです。
このことから単に自然環境の破壊の一端を切り取ってこれに対策を行うのではなく、様々な連鎖の動きをしっかりと認識し、その動きを止めることなく健全な生産活動を行おうというのが1つの持続可能な取り組みの考え方となっています。

大手ブランドの取り組み

アパレルの世界でもこれまで様々な素材を美しさやデザイン性の観点から選んできた結果様々な問題を引き起こして反省を踏まえ、その環境保全を優先させながら高度なアイテムを生み出すことに注力しているブランドが増えているのが実態です。
大手のグッチを筆頭に、様々なアプローチを行うところが登場しており、今後のサスティナブルの動きの牽引車となるものが少なくありません。

いち早くこの動きを見せたのがステラ・マッカートニーです。ここではレディースウェアを主に発表していますが、そのアイテムの50%以上がリサイクル素材を利用しており、またその他のものに関しても一切レザーや毛皮は使用しないと言う徹底ぶりです。
特に最もレザーを使用するケースが多いと考えられるバックに関しても、リサイクル素材を利用するばかりでなく、裏地にペットボトルを利用した素材を使用するなど、これからのファッションアイコンの信念を示すものとなっているのが特徴です。

グッチは言わずとしれた世界のトップブランドですが、ここでもサスティナブルの活動をいち早く行っています。
2017年にこれまでグッチの定番と言われていたリアルファーの使用を廃止し、天然毛皮や動物の1部を使用したアイテムを一切廃止しました。
これはファッション業界においては衝撃的な出来事であり、そのような制限を自ら加えながらこれまでのクオリティーを落とす事なく、むしろさらに上品なものを生み出しているのはさすがのトップブランドと言う印象があります。

その他にもあまり布を利用してオーダーメイドで様々なアイテムを製造するメゾン・クレオや、店舗にもリサイクル素材を使用するほか地元の素材を利用したショップを展開するコウトウなど、様々なブランドが生まれているのが実態です。

ユーザーの意識の変化

このような動きはアパレルブランドだけではありません。
ファッションを楽しむユーザーの側にもその信念が浸透し始めているのが近年の特徴です。

その中で最近流行しているのがリユースショップやメルカリを代表とするフリマアプリです。
これまでのように自分が不要となったら捨てるのではなく、利用することを希望する人のために売却すると言う流れは、持続可能な活動を端的に表現したものと考えられています。
そのため最近では新たなアイテムを購入する際に、自分が不要となったときにどのように処分をするかと言うことを考えて購入する人が増えている傾向があるのです。
自分には不良品になっても捨てることにならないよう効果的に利用することを考えた動きも、持続可能な活動の1つの考え方となっており、非常に一般的なものとなっているのが近年の傾向です。

SDGsではさらに地球規模での大きな目標を掲げてその活動を国際的に進めるものとなっていますが、これらの目標はアパレル業界でも共通した課題があるといえます。
最終的に環境破壊を発生させず、無駄を配した資源の有効利用を行うことでSDGsで掲げられる17のすべての目標を達成することができるきっかけとなるのです。

弊社の取組み

エシカル商品
弊社でも廃棄処分されるはずのウール製品を回収し、一度糸の状態に戻した後、丁寧に編み立てニット製品に仕上げる、日本のものづくりの技術を活かして作りました。
着心地、耐久性などを重ねて検討した結果、リサイクルウール80%、リサイクルナイロン20%の混率に。

今回ネームや縫い糸にまでこだわり、洗濯ラベル再生ポリエステル、ミシン糸はペットボトル再生糸(スパン糸)のリサイクルポリエステルのrePETspunを使用し、商品に関わる全ての素材が100%リサイクル由来で仕上げることができました。

糸作りから編み上げまで日本製にこだわりながら、トップスが4,980円~、ストールが2,980円~、ワンピースが6,800円~という、普段使いできるプライスを実現しました。

年間18億枚のアパレル廃棄ゼロを目指す!捨てられる衣類から出来たリサイクルウール
是非ご賛同いただけたらと思います。

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