産業廃棄だと費用がかかるが、shoichiはリサイクル原材料として買い取る


アパレルの余剰在庫は産業廃棄物として処分され、廃棄を依頼するアパレルブランドは廃棄費用を支払う、というのが一般的です。

 

shoichiの場合、廃棄していたものから繊維素材をすべて仕分けてリサイクルしています。リサイクルの場合は、フェルトや再生ウールなどのリサイクル製品の原材料としてshoichiがアパレルブランドから買い取ることになるので、リサイクルを依頼いただくアパレルブランドは「原材料をshoichiに販売する」という形となります。

 

アパレルブランドにとって、それまで費用だったものが売上になる、という点だけでも大きなメリットですが、環境保全・循環型経済への貢献という点においても大きなメリットを享受できます。

これを可能とするshoichiのスタンスと仕組み

<shoichiのスタンスについて>
廃棄費用としてお金をもらって処理をしていたものを、リサイクルの原材料として買い取る、ということを実現するためにはスタンスと仕組みが必要です。

 

まず前提として我々は、「リサイクル事業は短期的に会社の売上に貢献するもの、とは定義しておらず、あくまで中長期的に社会貢献していくものとして育てていく」というスタンスで事業運営しています。

 

また、社長メッセージでも書かせてもらいましたが(こちら)、服を作る人、販売するすべての人へのリスペクトを込めて、微力ながらも廃棄からリサイクルへのシフトを推進していきたいと考えています。

 

<リサイクル事業を可能にする仕組みについて>
shoichiでは、障がい者自立支援法に基づく就労継続支援事業所「やさしいあおぞら(こちら)」に協力をお願いし、回収した衣料品の仕分けや解体作業を同施設内で行っています。協力就労支援施設内で運営することで行政から助成金をいただいていますが、これがリサイクル事業の運営を可能にしている要因の1つです。

 

また、当社はアパレルライセンス商品の在庫処分も得意としていますが、タグカット作業など在庫処分の代表的な作業も、上記の2社に委託することができており、ブランド毀損を起こさせない処分が可能となっています。

 

リサイクルだけでなく、ライセンス商品の在庫処分についても就労継続支援事業所に依頼することで、事業全体でのコストを抑制することができているため、廃棄とは全く異なるスキームのリサイクル事業を運営することができています。

見学ツアーにぜひお越しください


ご一読いただき、ありがとうございました。shoichiの取組みに興味を持っていただけましたでしょうか?

現地での見学もお受けしておりますので、ぜひ気軽にお問い合わせください。

 

下記のお問い合わせボタンから「リサイクルについて」もしくは「shoichi見学ツアー」を選択いただき、ご連絡いただければ幸いです。