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新しい服の選択肢
特長01

リサイクルウールとは?

WHAT IS RECYCLED WOOL?

市場で販売されている「売れ残りの服」は、どう処分されるのか、考えたことがありますか?
実は、1年間に14億点以上もの「新品」の服が、一度も袖を通されることなく廃棄されています。
shoichiは、この衝撃的な”アパレル廃棄ロス”問題を解決すべく、100%リサイクル素材にこだわったニットを作りました。
通常は捨てられるウール製品を回収し、日本のものづくり技術を活かして、一度糸の状態に戻したあと、丁寧に編み立ててニット製品に仕上げました。

PROBLEM

これまでのリサイクルウールの課題

SOFT & COMFORTABLE

shoichiのリサイクルウールはひと味違います

"やさしくてここちよい"
リサイクルウールを作りました

特長02

shoichiだからできること

WHAT ONLY SHOICHI CAN DO
低価格

低価格

環境に優しいファッションを選ぶ際、多くの人が直面する障壁の一つが価格です。サステナブルな素材を使用した製品は、従来の製品と比較して高価になりがちですが、誰もが環境に優しい選択をできるよう、低価格での提供を実現しています。

100%リサイクルウールに限定

100%リサイクルウールに限定

製品に使用されるウールを100%素材に限定しています。資源の有効活用を通じて地球への影響を最小限に抑えることを目指しています。

豊富なカラー展開

豊富なカラー展開

リサイクル素材を使用した製品には、往々にして色彩の選択肢が限られてしまうという課題がありました。Shoichiはこの課題に挑み、AIツールを活用することで、リサイクルウールを使用しながらも、豊富なカラーバリエーションを実現しました。

AIを活用しコストを削減

AIを活用しコストを削減

AIの画像診断を活用した衣類分類システムを活用し、洋服の仕分け作業の効率化を図っています。効率的な仕分けが可能になることにより、コストダウンや人的ミスの削減、仕分け作業の簡略化などを実現することが可能になりました。

HOW TO USE AI SYSTEM

CHECK OUR PRODUCTS!

男女のモデル画像
男性のモデル
女性のモデル
特長03

環境のためにあなたにもできること

WHAT YOU CAN DO
服のアイコン
14億点

年間に廃棄される

新品の服の数

トラックのアイコン
1,300t

1日に焼却・埋め立て

される服の総量

エコのアイコン
5%

ごみとして出された衣服が

再資源化される割合

ウール繊維

新しい服の選択肢

NEW CHOICE OF CLOTHES

あなたは日本国内で廃棄処分されている”売れ残りの服”の枚数を知っていますか?1年間に14億点以上の新品の服が捨てられています。この”アパレル廃棄ロス”問題を解決すべく、SHOICHIは、100%リサイクル素材にこだわったニットを生み出しました。

通常は捨てられるウール製品を回収し、一度糸の状態に戻した後、丁寧に編み立てニット製品に仕上げる、日本のものづくりの技術を活かして作りました。リサイクルウールを着ていただくことで、大量のアパレル廃棄ロスを減らすことに加えて、羊から刈り取ったウールを製品にする過程で使用される化学薬品や水の使用量を減らすという地球環境の面においてもエシカルな取り組みに参加することができます。

エシカル、サステナブルって耳にするけど、自分に何ができるの?というあなたに、ぜひ着ていただきたいと考えています。

サステナブルな社会の実現のために、
あなたにできることをしてみませんか?

our responsibility for environment
特長04

製品のご紹介

OUR PRODUCTS
ユニセックスセーター

Vネックプルオーバー

¥5,280

反毛という技術によって作られた再生ウールを使用。素材の風合いを活かしたプルオーバーは男女兼用のユニセックスアイテムとして使用可能です。男性が着用すればジャストサイズに、女性が着用すればオーバーサイズに。ネックラインのインサイドアウトの使用がデザインのアクセント。タウンウェアとしてはもちろん、デイリーにも活用いただけます。

レディースワンピース

パーカーニットワンピース

¥6,800

カジュアルな雰囲気が漂うパーカーワンピースは現在の肩肘をはらない気分を表現した見頃を大きく取ったものに。フード付きのパーカータイプがデザインのアクセント。一枚で着用でき普段着としても十分に着用頂けます。タウンウェアとしてはもちろん、お出かけにも活用いただけます。

新商品

マーサエシカル★リサイクルウール

アパレル廃棄ロス”問題を解決すべく、100%リサイクル素材にこだわったニットが誕生しました。
通常は捨てられるウール製品を回収し、一度糸の状態に戻した後、
丁寧に編み立てニット製品に仕上げる、日本のものづくりの技術を活かして作りました。

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特長05

デザイナーメッセージ

DESIGNER'S MESSAGE

こちらの商品はレディースアパレルブランド「MARTHA -マーサ-」のデザイナーが企画し、リサイクルニットにこだわった「MARTHA ETHICAL -マーサエシカル-」として展開します。
現代での本当の贅沢とは、再生繊維を使用したウェアーを着用すること、もしくはエシカル消費の思想が反映されたものを日常に着用することであり、ブランドロゴがついたものを着ることではないと考えます。
リサイクルウール素材の持つ風合いを存分に活かし表現したラインナップを、「MARTHA ETHICAL -マーサエシカル-」として展開。
日常の様々なシーンに溶け込むアイテムに仕上げました。

MARTHAデザイナー
特長06

リサイクルセーターができるまで

HOW TO MAKE RECYCLED WOOL
糸を紡ぐ
糸イラスト

私達がスタート地点に選んだのは、日本有数のウール生産地の愛知県一宮市。

尾州毛織物として知られ、世界でも有数の毛織産地として栄えてきた歴史がある街です。ここでは50年以上も前から「反毛(はんもう)」という技術で、ウールをリサイクルしていたことを知り、この技術を活かして日本国内で製品づくりを始めることにしたのです。

倉庫に積み上げられたセーター
タグをカットする様子
ボタンをカットする様子
倉庫で働く男性
倉庫に積み上げられた資材

リサイクルするために集められたウールは、いったん仕分け工場に送られ、色別、微妙な素材違いなど細かく分けられます。その際、ボタンやファスナーなどの副資材も取り外されて、純粋にリサイクル可能な部分だけを残します。
中にはニットになる前の糸状態のままデッドストックになったウールもありました。素人目にはそのまま再利用できそうな気がしますが、材料の段階からトレンドが反映されていることが多いため、時代遅れになったものは使えないと判断されてしまうそうです。スタッフの手さばきも慣れたもので、それらを100kgごとの束にまとめます。

リサイクル可能な部分だけに仕分けられたウールは、今度は生地を細かく砕く工場に送られます。まず油打ちといって、生地にオイルを染み込ませます。これは生地を柔らかくし、機械になじませるために行う工程。次に、オイルがなじんだ生地を細かくするための裁断機に投入します。裁断された生地をさらに細かいワタ状にするために、今度はガーネットと呼ばれる別の機械へ。そのときにオイルがなじんでいないと、細かくなった生地が静電気で機械にくっついたりほぐれなくなったりするため、そういう意味でも最初の油打ちはとても重要な作業です。

オイルの量はある程度割合が決まっているものの、生地の質などによって細かく変わるため、職人さんの肌感覚によって最終調整しているとのこと。オイルを染み込ませてどの程度寝かせるのか、また気候によって寝かせる時間も変わるそうです。生地の硬さによっては、同じ工程を2回繰り返します。機械に入れる生地の色が変わると、前の生地の色が混ざってしまうので、都度機械を清掃します。

糸のイラスト
コンベアの画像とハサミのイラスト
ベルトコンベアの画像
紺のウール素材
製糸工場で商談中の社長
製糸機械の様子
様々な色のウール素材
製糸工場の様子

細かくなった生地は、最後にそれを糸にする工場に送られます。

ここではまず、調合と呼ばれる複数の生地を混ぜ合わせ、クライアントから依頼のあった色を作ります。そのブレンドには独自のレシピがありますが、レシピを見ても普通の人にはまず作れないそう。長年の経験値からくる職人技がモノを言います。リピートがあるとまったく同じ作業によって同じ色を作るそうですが、原材料そのものはリサイクル素材なので毎回違ってて、しかしまったく同じ色を再現しないといけません。少しの色のブレも許されない緻密さによって、作業精度が格段に上がり、いつからかヨーロッパのラグジュアリーブランドからの仕事も舞い込むようになりました。その微妙な色の差異は、それだけたくさんの原材料が集まってくる毛織物産地の尾州であるからこそ、なせる技でもあります。

色のブレンドが終わった生地は、糸にするための縒りを掛けます。ここでの特徴は、通常は引っ張ってから縒りを掛けるところを、引っ張りながら縒りを掛けること。それによって、通常の糸よりふんわりした仕上がりになるそうです。実際に触らせていただきましたが、一目瞭然でした。

また、糸の強度を高めるためとコストダウンの両面から、ナイロンを混合していますが、これもリサイクル原料のものだけを使用しています。

ちなみに一宮のある愛知県では、県の重要基幹産業である自動車業界でもウールやポリエステルの需要があるため、この技術、産業が発展した背景があります。

一宮では50年前からこうしたウールのリサイクルに取り組んでいますが、近年のエコ意識の高まりにより、少しずつ原材料が値上がりしているそうで、それはそれで皮肉な話だなと思いました。

セーター画像
針子と針と糸のイラスト
糸を編み立てる

一宮で完成したリサイクル糸を持ち込んだのは、大阪南部のニットメーカー。

弊社の本社がある同じ大阪府内なので、複雑な仕様の指示や打ち合わせがしやすく、デザイナーのこだわりをより形にしやすい一貫生産背景があったことが最初に訪れたきっかけでした。

また、このプロジェクトを進める上で重要なポイントであった通常では考えられない極小ロットでの生産を今回引き受けてくれたことも理由の一つになりました。(リサイクルの為に作る製品を大量生産してしまい、在庫を残してしまうと本末転倒になってしまいますから!)

大阪泉州・泉大津は国産ニット、毛布、毛織物などの70%を占める繊維産業の国内集積地でしたが、海外製の安価な製品に押され縮小していました。それに伴い、国産ニットの後継者不足、技術者の高齢化により空洞化が進む状況が、日本各地の他の産業都市と同様に生まれていました。

こちらのメーカーでは、地域に密着し地場産業の継続と発展に積極的に取り組まれており、ものづくりとそれに付随する問題に取り組まれている姿勢に共感しこちらで編みたてを依頼し、微力ながら弊社も協力したいという想いがあります。

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特長07

よくあるご質問

FAQ

繊維を一度綿状に戻す加工を行っているため、軽くで空気を含みやすく温かいのが特徴です。 ニット工場へのヒアリングでは、通常の同混率の糸に比較して軽く、糸にふくらみがあると回答いただいています。シェットランドウールに近い印象を受けたともコメントいただきました。 (シェットランドウール:スコットランド北のシェットランド諸島に生息する羊からとれるウール。飼育環境により柔らかい毛質をもつのが特徴です。アンダーコートと呼ばれる内側の柔らかい毛だけを使用するウールです。)

shoichiのリサイクルウールは、染色を行わないため、加工段階での水・熱の削減につながっています。 また、「反毛」は高価なウールを安く提供するための技術ですが、リサイクル糸は価格を下げることを優先させるため、物性が安定せず風合いもまちまちになります。 shoichiでは、元のウール原料の背景と材料の配合をキープしています。仕入れ先により糸の太さや硬さが変わってくるのですが、同じ割合で混ぜることにより、元のウールの風合いを保てるように工夫しています。 自社でも原料となるウールをストックすることで、リサイクルウールの物性を安定させています。定期的に抜き取りで原料の質のチェックを行い、厳格に品質をコントロールしています。

日本で衣料が廃棄される量は年間100万トンといわれています。デザインが古くなったから、値下げするとブランドイメージが落ちるからなどの理由で、新品のウール製品も捨てられています。

リサイクル業を営む弊社shoichiでは、その事実を見過ごすことができず、廃棄される衣料をカンボジアなどに輸出するという事業を始めました。売上金は現地の孤児院や教育機関に寄付しています。日本の衣服の高い品質は、現地でとても人気です。素材や縫製のきめ細やかさに感動してくれます。国内で売れ残って捨てるはずの新品の服が、海外ではみんなを笑顔にできるのです。

もっと社会貢献したいという思いが募り、次に目をつけたのが中古のウール製品でした。廃棄するしか手立てのないウールを新しいニットに生まれ変わらせることはできないかと考え始めたのがきっかけです。

事業を始めるに当たり、古着を持って各地を訪ね歩きました。リサイクルウールの方向性を考えていたとき、目にしたのは日本の町工場の技術力でした。 ウール製品から再び糸をつくる愛知県一宮市の工場では、大小の歯がついたローラーで繊維をほぐす様子を見ました。できあがったウールの綿は、ヒツジから新毛を刈ったばかりの新品のようでした。いろいろな素材や色が集まってくるのに、必ず同じ色に仕上げる技術もまさに職人技でした。そして、かつてはニット工業が盛んだった大阪府泉大津市の紡績工場を訪れ、リサイクル糸から新品と変わらぬ風合いに仕上げるニット編みの技術に触れて、とても感動しました。さっそくリサイクルウールの制作をこうした町工場に頼みました。糸が切れてしまうなどのトラブルもありましたが、試作品が完成したときの感動は今も忘れられません。

リサイクルウールは、事業開始当初は趣旨に賛同いただいた方々からのクラウドファンディングによって成り立っていましたが、今後はウールのリサイクルに事業を一本化します。プラスチックやペットボトルなどはリサイクルして当たり前という時代になりましたね。着古したセーターでもこれと同じようにできると思っています。セーターを分別して当たり前という意識が、これから日本に根付いていけばいいなと思っています。

特長08

メディア掲載実績

MEDIA
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朝日新聞、日経新聞、京都新聞、読売新聞

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NHK(クローズアップ現代)/テレビ東京(ガイアの夜明け)/テレビ東京(ワールドビジネスサテライト)/他、テレビ朝日、読売テレビ、毎日放送、朝日放送(ニュース番組、情報番組等)多数。

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その他

日経ビジネス、繊研新聞

他多数

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