Recycled wool made in JAPAN

やさしいって、ここちいい。

捨てられる服を美しいセーターに。
着心地もよみがえるリサイクルセーター。

feature01

あなたは知っていますか?

服のアイコン
59.4万t

ヨーロッパ市場で年間に廃棄される新品の服の数

出典:European Environment Agency

トラックのアイコン
11kg/人

1年間に焼却・埋め立てされる衣類の総量

出典:European Parliament

エコのアイコン
1%

ごみとして出された衣服が再資源化される割合

出典:European Parliament

株式会社SHOICHIのロゴ

リユースからリサイクル

サーキュラーエコノミーへ

日本最大規模の在庫買い取り会社、shoichiだからこそサステナビリティに真摯に取り組んでいます。リサイクル事業を通じて、持続可能なビジネスモデルを構築し、消費者のニーズに応えます。

サーキュラーエコノミー画像
feature02

新しい服の選択肢

新しい選択肢画像

新しい選択肢=リサイクルウール

あなたはヨーロッパ市場で廃棄処分されている”売れ残りの服”の数量を知っていますか?

1年間に264,000トン以上の新品の服が捨てられています。

この「アパレル廃棄ロス」問題を解決すべく、shoichiは100%リサイクル素材にこだわったニットを生み出しました。

リサイクルウールを着ていただくことで、大量のアパレル廃棄ロスを減らすことに加えて、羊から刈り取ったウールを製品にする過程で使用される化学薬品や水の使用量を減らすことも可能となります。

「新しい服=リサイクルウール」を選択することで、あなたも地球環境にとってエシカルな取り組みに参加することができます。

リサイクルウール画像

リサイクルウールとは?

Shoichiでは、通常は捨てられてしまうウール製品をアパレルブランドやメーカー様などから回収しています。
衣類引取後は、ブランド毀損を防ぐため、shoichiの自社工場にて1点ずつ、手作業で丁寧にパーツに分解し、ブランドタグを切断します。
ウール製品については、「反毛」技術を利用して糸の状態に戻します。「反毛」技術とは、余った糸やクズ、または古着を解体して綿に戻し、そこから糸を作り直す「もったいない」を解消する日本のものづくりの方法です。
糸の状態に戻されたウール製品は、その後、再度丁寧に編み立てられ、リサイクルウール製品として生まれ変わります。

PROBLEM

これまでのリサイクルウールの課題

feature03

shoichiだからできること

POINT01

低価格

環境に優しいファッションを選ぶ際、多くの人が直面する障壁の一つが価格です。サステナブルな素材を使用した製品は、従来の製品と比較して高価になりがちですが、誰もが環境に優しい選択をできるよう、低価格での提供を実現しています。

POINT02

豊富なカラー展開

リサイクル素材を使用した製品には、往々にして色彩の選択肢が限られてしまうという課題がありました。shoichiはこの課題に挑み、AIツールを活用することで、リサイクルウールを使用しながらも、豊富なカラーバリエーションを実現しました。

POINT03

軽くて空気を含みやすく温かい

これまでの手触りの粗いリサイクルウールとは違い、新しい製造プロセスの導入により、ふんわり柔らかなリサイクルウールを実現しました。職人の技術と知恵で編み立てにも工夫を凝らし、デザイン性の高いアイテムが誕生しました。

POINT04

高いデザイン性

レディースアパレルブランド「MARTHA-マーサ-」のデザイナーが企画し、リサイクルニットにこだわった「MARTHA ETHICAL」として展開しています。

三角
リサイクルウール比率をUP

リサイクルウール比率をUP!

従来、快適さに欠けるという理由から、リサイクルウールの製品化にはバージンウールなどを混ぜていました。
しかし今回,AI判別により繊維や、色の選別、処理がより早く正確に行われるようになったため、ウールの持つ自然な柔らかさと暖かさを最大限に引き出せるようになり、リサイクル原料比率100%の製品化が実現しました。

サステナブルな社会画像

サステナブルな社会の実現のために、
あなたにできることをしてみませんか?

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製品のご紹介

1人でも多くの人リサイクルウールの商品を知ってほしい、着て欲しいという思いから、デイリー使いできる価格帯を実現し、ユニセックスアイテムを中心にアイテムを展開しています。
MADE IN JAPAN 日本の技術を結集したリサイクル&ニッティングアイテムです。

ハイネックプルオーバー

ハイネックプルオーバー

¥5,980
(tax in)

反毛技術によって作られた再生ウールを使用。素材の風合いを活かしたプルオーバーは男女兼用のユニセックスアイテムとして使用可能です。男性が着用すればジャストサイズに、女性が着用すればオーバーサイズに。ネックラインのボリュームがデザインのアクセント。タウンウェアとしてはもちろん、デイリーにも活用いただけます。

パーカーニットワンピース

パーカーニットワンピース

¥6,800
(tax in)

カジュアルな雰囲気が漂うパーカーワンピースは現在の肩肘をはらない気分を表現した見頃を大きく取ったものに。フード付きのパーカータイプがデザインのアクセント。一枚で着用でき普段着としても十分に着用頂けます。タウンウェアとしてはもちろん、お出かけにも活用いただけます。

ボートネックプルオーバー

ボートネックプルオーバー

¥5,800
(tax in)

ベーシックながらに上品さも漂うボートネックは、ソフトにデコルテを演出します。ドロップショルダーとゆったりした身幅が体を締め付けずリラックスした着心地。デイリーウェアの差し色としても活用頂けます。

CHECK OTHER PRODUCTS!

デザイナーメッセージ

デザイナー画像

MASAKAZU DEGUCHI

高級婦人ブランド ANTEPRIMA(アンテプリマ)のチーフデザイナーとしてミラノ、香港で活躍。その国際色豊かな活動と諸外国で取得した多彩な経験を糧にクリエーションにおいて高い才能を発揮し、現在はオリジナルブランドMARTHAを展開。

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リサイクルウールセーターができるまで

私達がスタート地点に選んだのは、日本有数のウール生産地の愛知県一宮市。

尾州毛織物として知られ、世界でも有数の毛織産地として栄えてきた歴史がある街です。ここでは50年以上も前から「反毛(はんもう)」という技術で、ウールをリサイクルしていたことを知り、この技術を活かして日本国内で製品づくりを始めることにしたのです。

リサイクルセーターができるまで画像
仕分け画像
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仕分け

リサイクルするために集められたウールは、自社で選別し、色別、微妙な素材違いなど細かく分けられます。その際、ボタンやファスナーなどの副資材も取り外されて、純粋にリサイクル可能な部分だけを残します。中にはニットになる前の糸状態のままデッドストックになったウールもありました。素人目にはそのまま再利用できそうな気がしますが、材料の段階からトレンドが反映されていることが多いため、時代遅れになったものは使えないと判断されてしまうそうです。スタッフの手さばきも慣れたもので、それらを100kgごとの束にまとめます。

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裁断

リサイクル可能な部分だけに仕分けられたウールは、今度は生地を細かく砕く工場に送られます。まず油打ちといって、生地にオイルを染み込ませます。これは生地を柔らかくし、機械になじませるために行う工程。次に、オイルがなじんだ生地を細かくするための裁断機に投入します。裁断された生地をさらに細かいワタ状にするために、今度はガーネットと呼ばれる別の機械へ。そのときにオイルがなじんでいないと、細かくなった生地が静電気で機械にくっついたりほぐれなくなったりするため、そういう意味でも最初の油打ちはとても重要な作業です。

オイルの量はある程度割合が決まっているものの、生地の質などによって細かく変わるため、職人さんの肌感覚によって最終調整しているとのこと。オイルを染み込ませてどの程度寝かせるのか、また気候によって寝かせる時間も変わるそうです。生地の硬さによっては、同じ工程を2回繰り返します。機械に入れる生地の色が変わると、前の生地の色が混ざってしまうので、都度機械を清掃します。

裁断画像
糸を紡ぐ画像
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糸を紡ぐ

細かくなった生地は、最後にそれを糸にする工場に送られます。

ここではまず、調合と呼ばれる複数の生地を混ぜ合わせ、クライアントから依頼のあった色を作ります。そのブレンドには独自のレシピがありますが、レシピを見ても普通の人にはまず作れないそう。長年の経験値からくる職人技がモノを言います。リピートがあるとまったく同じ作業によって同じ色を作るそうですが、原材料そのものはリサイクル素材なので毎回違ってて、しかしまったく同じ色を再現しないといけません。少しの色のブレも許されない緻密さによって、作業精度が格段に上がり、いつからかヨーロッパのラグジュアリーブランドからの仕事も舞い込むようになりました。その微妙な色の差異は、それだけたくさんの原材料が集まってくる毛織物産地の尾州であるからこそ、なせる技でもあります。

色のブレンドが終わった生地は、糸にするための縒りを掛けます。ここでの特徴は、通常は引っ張ってから縒りを掛けるところを、引っ張りながら縒りを掛けること。それによって、通常の糸よりふんわりした仕上がりになるそうです。実際に触らせていただきましたが、一目瞭然でした。

また、糸の強度を高めるためとコストダウンの両面から、ナイロンを混合していますが、これもリサイクル原料のものだけを使用しています。

ちなみに一宮のある愛知県では、県の重要基幹産業である自動車業界でもウールやポリエステルの需要があるため、この技術、産業が発展した背景があります。

一宮では50年前からこうしたウールのリサイクルに取り組んでいますが、近年のエコ意識の高まりにより、少しずつ原材料が値上がりしているそうで、それはそれで皮肉な話だなと思いました。

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糸を編み立てる

一宮で完成したリサイクル糸を持ち込んだのは、大阪南部のニットメーカー。

弊社の本社がある同じ大阪府内なので、複雑な仕様の指示や打ち合わせがしやすく、デザイナーのこだわりをより形にしやすい一貫生産背景があったことが最初に訪れたきっかけでした。

また、このプロジェクトを進める上で重要なポイントであった通常では考えられない極小ロットでの生産を今回引き受けてくれたことも理由の一つになりました。(リサイクルの為に作る製品を大量生産してしまい、在庫を残してしまうと本末転倒になってしまいますから!)

大阪泉州・泉大津は国産ニット、毛布、毛織物などの70%を占める繊維産業の国内集積地でしたが、海外製の安価な製品に押され縮小していました。それに伴い、国産ニットの後継者不足、技術者の高齢化により空洞化が進む状況が、日本各地の他の産業都市と同様に生まれていました。

こちらのメーカーでは、地域に密着し地場産業の継続と発展に積極的に取り組まれており、ものづくりとそれに付随する問題に取り組まれている姿勢に共感しこちらで編みたてを依頼し、微力ながら弊社も協力したいという想いがあります。

糸を編み立てる画像

アパレル廃棄ロスの問題に消費者が主体的に選択し、関われるものづくりを目指して始まったプロジェクトでしたが結果的に、
「日本の国内産業が培ってきた素晴らしい技術や職人技の活性化を目指す」「日本国内生産で高品質な商品が作れる仕組みを次の世代へ残す」というサスティナブルな思いを紡いたプロダクトに仕上がりました。

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よくあるご質問

繊維を一度綿状に戻す加工を行っているため、軽くで空気を含みやすく温かいのが特徴です。 ニット工場へのヒアリングでは、通常の同混率の糸に比較して軽く、糸にふくらみがあると回答いただいています。シェットランドウールに近い印象を受けたともコメントいただきました。 (シェットランドウール:スコットランド北のシェットランド諸島に生息する羊からとれるウール。飼育環境により柔らかい毛質をもつのが特徴です。アンダーコートと呼ばれる内側の柔らかい毛だけを使用するウールです。)

shoichiのリサイクルウールは、染色を行わないため、加工段階での水・熱の削減につながっています。 また、「反毛」は高価なウールを安く提供するための技術ですが、リサイクル糸は価格を下げることを優先させるため、物性が安定せず風合いもまちまちになります。 shoichiでは、元のウール原料の背景と材料の配合をキープしています。仕入れ先により糸の太さや硬さが変わってくるのですが、同じ割合で混ぜることにより、元のウールの風合いを保てるように工夫しています。 自社でも原料となるウールをストックすることで、リサイクルウールの物性を安定させています。定期的に抜き取りで原料の質のチェックを行い、厳格に品質をコントロールしています。

日本で衣料が廃棄される量は年間100万トンといわれています。デザインが古くなったから、値下げするとブランドイメージが落ちるからなどの理由で、新品のウール製品も捨てられています。

リサイクル業を営む弊社shoichiでは、その事実を見過ごすことができず、廃棄される衣料をカンボジアなどに輸出するという事業を始めました。売上金は現地の孤児院や教育機関に寄付しています。日本の衣服の高い品質は、現地でとても人気です。素材や縫製のきめ細やかさに感動してくれます。国内で売れ残って捨てるはずの新品の服が、海外ではみんなを笑顔にできるのです。

もっと社会貢献したいという思いが募り、次に目をつけたのが中古のウール製品でした。廃棄するしか手立てのないウールを新しいニットに生まれ変わらせることはできないかと考え始めたのがきっかけです。

事業を始めるに当たり、古着を持って各地を訪ね歩きました。リサイクルウールの方向性を考えていたとき、目にしたのは日本の町工場の技術力でした。 ウール製品から再び糸をつくる愛知県一宮市の工場では、大小の歯がついたローラーで繊維をほぐす様子を見ました。できあがったウールの綿は、ヒツジから新毛を刈ったばかりの新品のようでした。いろいろな素材や色が集まってくるのに、必ず同じ色に仕上げる技術もまさに職人技でした。そして、かつてはニット工業が盛んだった大阪府泉大津市の紡績工場を訪れ、リサイクル糸から新品と変わらぬ風合いに仕上げるニット編みの技術に触れて、とても感動しました。さっそくリサイクルウールの制作をこうした町工場に頼みました。糸が切れてしまうなどのトラブルもありましたが、試作品が完成したときの感動は今も忘れられません。

リサイクルウールは、事業開始当初は趣旨に賛同いただいた方々からのクラウドファンディングによって成り立っていましたが、今後はウールのリサイクルに事業を一本化します。プラスチックやペットボトルなどはリサイクルして当たり前という時代になりましたね。着古したセーターでもこれと同じようにできると思っています。セーターを分別して当たり前という意識が、これから日本に根付いていけばいいなと思っています。

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shoichiについて

山本社長画像

代表取締役 山本 昌一

代表取締役古物証許可番号:第621070161240号

豊富な経験と実績

shoichiは在庫処分事業において27年の経験と4000社以上の取引、年間4000万枚の豊富な実績を持っています。取引先や消費者との信頼関係を大切に考えています。

豊富な知識とネットワーク

アジアを中心に広がるネットワークを持っていることはリサイクル事業においても非常に有益です。これにより、効率的かつ効果的にリサイクル可能な製品を選別し、再利用することができます。

最新の技術力

Aiを使った判別など次世代のサステナビリティに貢献します。

社会的責任を重視する企業文化

環境保護に貢献する姿勢は、多くの消費者や取引先からの支持を得ています。

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メディア掲載実績

ニュースアイコン
新聞

朝日新聞、日経新聞、京都新聞、読売新聞

TVアイコン
TV

NHK(クローズアップ現代)/テレビ東京(ガイアの夜明け)/テレビ東京(ワールドビジネスサテライト)/他、テレビ朝日、読売テレビ、毎日放送、朝日放送(ニュース番組、情報番組等)多数。

メディアアイコン
その他

日経ビジネス、繊研新聞

他多数

AIを活用しコストを削減

AIの画像診断を活用した衣類分類システムを活用し、洋服の仕分け作業の効率化を図っています。
効率的な仕分けが可能になることにより、コストダウンや人的ミスの削減、仕分け作業の簡略化などを実現することが可能になりました。

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STEP.1

ブランドタグ、品質管理タグ、衣服全体の3つを撮影し、画像をサーバーに送信する。

icon-AI

STEP.2

AIが「洋服メタ情報分類システム」や「タグ情報・ブランド情報検知システム」を活用して画像を診断する。

icon-device

STEP.3

AIが取得した情報がデバイスに出力される。

icon-combare

STEP.4

情報をもとに仕分けし、コンベアへ。

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