目次
タグ処理の重要性
アパレル商品に添付されるタグには、ブランドに関する重要な情報が記載されています。これらのタグが適切に扱われずにリサイクルされた場合、商品が不正に二次流通するリスクが高まります。
そのため、アパレル製品の在庫リサイクルを検討している企業にとって、リサイクル過程でのタグの取り扱いは重大な課題です。ブランドの価値を損なうことを防ぐため、適正な処理を実施するリサイクル業者の選定が必要とされるでしょう。
shoichiにおけるタグの処理方法
shoichiでは引き受けた商品のタグ処理を徹底して行っています。まず商品を受け取る際のヒアリングや検品の段階で、タグやロゴのカットに関する要望を確認します。商品タグに関する要望、相談は何なりと申し付けください。
その後、主に以下の4つの処理を実施します。
- 紙タグのカット
- 襟ネームカット
- 品番カット
- ブランド・メーカー名カット
処理の具体的な方法を見ていきましょう。
1. 紙タグのカット
商品に付けられた紙タグは、画像の赤い部分を糸ごと切り取ります。その後切り取ったタグは、ブランド毀損のリスクを避けるため、ハサミで切りバラバラな状態に処理を行います。
2. 襟ネームカット
襟部分にあるブランド名やロゴは、両端をカットし取り除きます。
3. 品番カット
洗濯タグなどに商品の品番が記載されている場合、該当部分を丁寧に取り除き、ブランド名がわからないように処理を行います。
4. ブランド・メーカー名カット
ブランド・メーカー名が記載されている場合も、該当部分の切り取りを行います。1〜4までのタグ処理を行うことで、タグ関連によるブランド毀損の危険性はありません。
そのほか、サイズネームだけでブランド名がわかってしまう商品などもあるため、ブランドごとの処理方法を実施しています。タグカットについての要望がある場合は、ヒアリングの段階でお聞きしますのでご相談ください。
カットしたタグやボタンはバラバラに解体
ブランドの保全を最優先に考え、商品から取り除いた「商品タグ」「ブランドタグ」「洗濯表示タグ」は、上記の画像のようにハサミで細かく切り分ける処理を実施しています。このようにタグを処理した後にのみ製品を他の事業者へ引き渡すため、タグに関連するブランドの損害の可能性は完全にありません。
また、アパレル製品自体も分解してから加工事業者に委託しているので、タグを付け替えることによる不正な二次流通の発生も排除されています。
見学ツアーにぜひお越しください
ご一読いただき、ありがとうございました。
shoichiの取り組みに興味を持っていただけましたでしょうか?
現地での見学もお受けしておりますので、ぜひ気軽にお問い合わせください。
下記のお問い合わせボタンから「リサイクルについて」もしくは「shoichi見学ツアー」を選択いただき、ご連絡いただければ幸いです。