株式会社shoichi

●心の在り方

2007年9月07日 11:07 PM

■最近、成功者や偉人の自伝を読むのですが、色々なことを感じます。
その中でも僕が特に感じる部分。たくさんの自伝にする共通項目。
それは…「どんな成功者の人生も、上り坂と下り坂がある。」ということでしょう。

■「…当たり前の事言うなよ、ショーイチ。」
そうツッコまれると、僕も思ってました。まぁ聞いてください。

■ドラマティックな人生を送る偉人や成功者達ほどではありませんが、坂の緩急はありこそすれ、同様の「人生の坂」が我々に於いても存在します。

成功し続ける人間なんて居ないし、絶好調で快走していてもいつか頭を打つときがある。
捨てる神有れば拾う神もあるし、春の来ない冬は無い。
昨日会社が上場しても、明日は離婚届を出しにいくかもしれない。

人生、どうなるか判らない。長く生きていればいるほど、そう感じます。

■さて、こういったお話で例として良く出てくるのが、有名な故事である
「人間万事塞翁(さいおう)が馬」。

辺境の塞(とりで)の近くに住む翁(おじいちゃん)がいました。その人の馬が逃げていなくなったので、友人が見舞いを言ったら、「この災難が幸せの種になるかもしれない」とその翁が言いました。

しばらくして、その馬がとなりの胡の国から駿馬を連れて帰ってきました。こんなことなかなか起こりえることではありません。超ラッキー。で、友人一同が祝いを言ったら、「これが災いの種にならんとも限らんよ」とその翁が言うのです。

そのうちその翁の子供が落馬して足の骨を折ってしまいました。周囲の友人が見舞いを言ったら、「なに、この災難が福にならんとも限らんよ」とその翁は言いました。

その後、隣の胡の国と急に戦争がはじまり、国の若者はほとんど兵隊に行って、戦死者となった帰ってきました。ですが、その翁の子供は負傷していたため戦争に行かず、命拾いしました。

■「ただの屁理屈なおじいさんのお話」
そうやって、物語を斜めに俯瞰することも出来るでしょう。だけど、そうじゃない。

「人間万事塞翁が馬」と万事を心得ておかないと、問題が起きるたびに、心がまるでジェットコースターのようにアップダウンする「心が疲れる」人生を送らなければならなくなるかもしれません。

■「今年は最高に調子がいい!! でも…この好調の波が終わってしまったらどうしよう…」。゚(゚´Д`゚)゜。

そう考えるよりも、「 上り坂が来たなら、下り坂も「必ず来る」」と考えることが肝要だと思います。

■我々は下り坂が来ることを必然と想定し、各種準備を怠らない。

想定外の事態があっても、

ヘコまない。
揺れない。
自信を失わない。

我々の人生には、必然的に、これから想像も出来ないような出来事が相次ぐでしょうから。

■人生には、上り坂、下り坂、もう一つ「まさか」という坂があるそうです。
つまらなく、しょうもない駄洒落。

そんな、さか、無くてもいいのにね。

拙文にて。


【著者紹介】 山本昌一山本昌一
株式会社shoichi代表取締役
所属団体:KanFa関西ファッション連合/日本繊維機械学会/JAFIC 一般社団法人日本アパレル・ファッション産業協会

大学在籍中からヤフーオークションでブランド商品・アパレル等の販売などを行い オークションで仕事をする自営業の道を選ぶ。 その後在庫処分ビジネスをスタートし、20年間在庫処分の業界に身を置く。 累計4000社のあらゆる在庫処分を手掛ける。

山本昌一プロフィール>>

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